黒田日銀総裁を国会可決、副総裁は若田部・雨宮氏
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ただ五年前と比べると、金融緩和の余地が狭まってますし、恐らく次の任期中に米経済がリセッション入りする可能性もありますので、かなり舵取りは難しくなるでしょう。鍵は財政政策が握りつつあると思います。
2期目の黒田総裁を支え、最大の懸案である「出口戦略」のカギを握るのが、企画担当理事から昇格する雨宮さんです。異次元の量的・質的緩和策(QQE)の実務を仕切った功績により、例外的に企画担当理事(在位7年)に再任され、その前に企画局長を4年務めたため、金融政策の実行部隊を率いること10年以上。副総裁として内部管理も担当するため、約4900人の日銀組織を率いる事務方のドンの登板です。
黒田総裁を支え、どう「出口戦略」を描き、ソフトランディングさせるか―ー。雨宮さんは十字架を背負ったも同然です。その奮闘が「次期日銀総裁のパスポートになる」との見方もあります。