【独占インタビュー】ギターの名門ギブソンのCEOが語る倒産危機の真偽
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注目のコメント
こちらのCEOが仰る様にギブソンの様な高級ギターが富豪の為のものであり一本の売却益の高さが、ブランド力の維持であるなら寂し話だ。
ギタリストがプロになる過程で、矢張り良い音を追求し、その行き着く先が、昔は本物の職人が作るフェンダーやギブソンを手にする憧れであり、借金、貯金してでも其れを手にする為に買った筈だ。この経営者の話には其処の最も大事な顧客現場のミュージシャン、ギタリストの話が抜け落ちてある。
実を言うとレコーディングにしてもライブにしても良い音だけ追求するなら所謂楽器自体の良し悪しはあまり関係無い時代に突入している。
そう、クラウドの技術がミュージシャンの世界にも浸透している。
例えばケンパーhttp://www.korg-kid.com/kemper/
というプロファイリングされたデータをクラウドの中から自由に選べる
軽量なラックとパワーアンプのシステムで、誰でも世界の有名エンジニアがチューンした真空管アンプの音や例えば60年代のビートルズの本物ボックスアンプでのリッケンバッカーの音や其れこそオールドの何千万円もするギブソンの音などをメサブギやオレンジでカキ鳴らすなど世界最高の古今東西の音を手軽に手に入れれる。
所謂音だけならもう、現場はかなり進化している訳だ。
虎目の模様だけを気にするコレクターの展示物としてギブソンが生き残るなら其れもありだろうがこのCEOのお話にはあまり音楽愛を感じ無い。元アマチュアミュージシャン(元がポイント)としてギターは心の友なのですが、ギブソンがこういう話になっているのはとても残念です。そして子会社のティアックは実は私が最初に就職した会社でもあります(元ダメダメ・エンジニアでした:汗)。私が在籍していた時は恐らく最高の業績でイケイケだったと思いますが、今はかなり厳しそうですね。2つとも寂しい話題。。。