Spotify、米国時間4月3日にIPOを実施へ--CEOが明かす
コメント
注目のコメント
一点この部分が誤り。
「10億ドル(約1060億円)の資金調達を目指す」
同社の上場は売出しのみで、公募は行わない、つまり資金調達は行いません。既存株主のエグジットのみです。なお原文には「listing shares worth up to $1 billion」と正しく書いてあります。
それこそがこの間ずっと「Go public without IPO」と報道されている通り本上場の特殊性であり、またその手法もダイレクトリスティングというこれまた特殊な、証券会社を介さない上場となります。以前の下記コメントで解説しています。
https://newspicks.com/news/2855992?ref=user_143212"有料登録ユーザー数は7100万人、無料登録ユーザー数は1億5900万人である"
spotifyの凄さは有料ユーザーの満足度を高めるの当然として、その倍の無料ユーザーにも音声、動画、での広告を追及しており、広告のエンゲージメントも高い。これは新しい形です。
Spotifyの上場を支えるプログラマティック取引を活用した新たなフリーミアムの形
http://global-adtech.jp/blog/3609デジタルコンテンツで新しいビジネスモデルを切り開いたSpotifyがいよいよ4/3に上場。
従来ネットでのデジタルコンテンツのユーザへの課金はスケールしないと言われてきた。しかし、Spotifyは、
①音楽聞き放題というコア価値は無料で提供
②その音楽をより便利に聞くという機能課金を月額サブスクリプションでマネタイズしている。
無料でコア価値を実感させ、離れられなくしつつ、無料だとストリーミングでしか聞けないなどというフリクション(不便さ)をわざともうけて、それを解除する所で課金している。
このマネタイズモデルの発明は、他のネット上でのデジコンのマネタイズモデルに大いに参考になる。