米アマゾン、「Prime Video」視聴者数などが内部文書で明らかに?
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"2017年には動画コンテンツに45億ドルを投じていると報じられていた。"
Netflixは60億ドル、スポーツ専門のESPNは70億ドル、HBO、NBC、CBSなど他の主要なテレビ局も20-30億ドル程度と言われているため、ほぼ同等かそれ以上の制作費ということになります。
動画ストリーミングには物理的に国境がないのと、コンテンツのラインナップがかなり被っていることもあり、1人のユーザーが3つも4つも契約するとは思えないので、winner takes allとなりやすい。スーパーレッドオーシャンです。コンテンツの制作者サイドからみると、プラットホームの乱立はウェルカム。どんどんコンテンツ制作側にに払って欲しい。Prime Videoはユーザー側からするとAmazon利用の福利厚生みたいなものなので、そこがコンテンツにお金をガンガン突っ込むとなると他プラットフォーム的には勘弁してほしいところでしょうね…。寡占化が進むと企業努力のインセンティブが減るため、各社には頑張ってほしいところ。
プライムビデオのラインナップ充実度を見るとよほどの映画ファンや最新作希望でない限り、プライム会員で用が済んでしまう。Amazonは究極の顧客主義で業績すら後回し。まさに「与えよ、さらば与えられん」。