身近に忍び寄るマネーロンダリング、対応遅れる日本の現状
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注目のコメント
昨日の地銀記事とも関連しますので、再掲。
https://newspicks.com/news/2894967
海外の金融機関(米国ほどではないにしろ、欧州も)のコンプラチェック(マネーロンダリング、テロ資金供与対応、KYC全般:Know Your Coustomer等)の厳しさは日本の機関にいた身として歴然です。
以前のコメント通りですが、「お金は社会/経済の血液」と言われるように、良い方向もさることながら、マネロン等のように「悪い方向」を「増幅」させる効果を持っているので、この点に対する金融機関の責任は相当に重いので、対策強化は真っ当な動きです。
一方、規制や対策強化は事務量の膨大な増加と表裏一体です。フィンテックの内のReg-tech(Regulation technology)は規制対応等本領域へのテクノロジー活用であり、既存金融機関も含め、注力されている分野です。スパイ防止法が遅れている日本はマネロン天国です。
タックスヘイブンは資源のない国が税収を上げる苦肉の策ですが、日本では国も得をしていない。
どうなっているんだか。
記事の最後にあるとおり、知らない善良な市民でした、という言い訳は通用しません。
ちなみに次回の検査でコルレス業務を停止されたらどれほどのパニックになるのだろう。
みんな仮想通貨に逃げたりするのかな。
経済がパニックになるのはやめてほしい限りです。