坂本孝が明かすブックオフ成功の鍵は「買い手」より「売り手」がいる立地
コメント
注目のコメント
今は苦しくなってしまいましたが、ブックオフは間違いなく優れたビジネスイノベーションでした。
記事にもある通り「古本」といえば神田の古本屋のイメージで、基本は歴史的、学問的に意味のある本があり、こだわりのある頑固店主が「目利き」し、暗くてごちゃごちゃで入りにくいニッチ産業だったところに、明るく綺麗で広々とした店内、コミックや文庫などの普通の本を安価で、「優秀な目利き」が必要とされた買取りをマニュアル化し店舗の判断でできるようにしたことで、標準化し店舗展開できるモデルにしました。
特に特徴的なのは、店舗網は「小売りの場」というよりも「作業場」的な役割が大きかったこと。買い取り受付、査定、登録、磨き(本を磨いて綺麗にする)、陳列という一連の作業をどう効率的にこなすか、ということを突き詰めて設計されておりその作業量によって人員計画も組まれていたように見えます。業績が落ち込んだ際に「ちゃんと小売業する」みたいな計画を出していたのが印象的です"「持続的に売り物が出て仕入れが可能な場所」"
当時のブックオフのCMは「本を売るならブックオフ♫」でしたね。売りに来る人は買う人でもありました。相模原住民に目をつけてくれたおかげでうちの本は数年で大回転しましたね。坂本社長のビジョンには戦略ストーリーがある。
それは、俺のイタリアン、俺のフレンチ: ぶっちぎりで勝つ競争優位性のつくり方を読みばわかる。
ビジョンを語ることの大切さが書かれてますが、戦略ストーリーのあるビジョンである必要がある。