ファッションショーの主役は、新作バッグを運ぶドローンたち
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注目のコメント
<ファッションとテックはこれから、と言うことについて>
私が日本法人をやらせて頂いていたドローンスタートアップでは、既に5年前には米国ミュージックビデオに私たちのドローンを登場させていました。
歌手が歌って踊っている周りをブンブン飛ばせていたのですが、自動飛行での安全性をアピールする、と言う一応はきちんとした狙いがあり。
そう考えると、個人的には、今回のD&Gドローン起用は逆にファッション業界が如何にテクノロジーの世界と断絶されて来たかを表しているように、捉えてしまいました。
が、これから、漸く、ファッションとテックが融合され、核心的なイノベーションが生まれてくることに期待します!
素材の持続可能性やスマート機能性であったり、サプライチェーンのあり方含め。
そして、もう一点。
D&Gと言えば、スキャンダル要素が高いマーケティングが得意なブランドでもありますね。直近では米大統領夫人メラニア・トランプに洋服を提供していることで非難されたり。
このように、近年は、よりファッションも政治的表現と絡んでいることも、面白い、と個人的には思っています。
クリスチャン・ディオールが「WE SHOULD ALL BE FEMINISTS(男も女もみんなフェミニストでなきゃ)」というスローガンが書かれたTシャツを発表したり、ミッソーニがウィメンズマーチに登場したピンク色のプッシーハットをショーのゲスト席に置いたり。
今は、「おしゃれ・トレンド・流行り」がファストファッションなどで当たり前になってしまった中、それ以上に、「メッセージ」が重要になっているのだと感じます。