「コンテンツ黄金時代」がやってくる
NewsPicks編集部
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コンテンツ業界は、テクノロジーやグローバル化が遅れているだけに、これから大きな伸びしろがあります。しかも仕事が面白い。
今後、「コンテンツ黄金時代」が到来したら、若い人の中から、世界レベルのコンテンツ人が生まれる予感がします。言い方を変えると、「面白さ至上主義」だね。生欲や食欲、物欲もわりと直ぐに飽和するし、便利さとか効率もほぼ満された今となっては、「面白い」「楽しい」「わくわくする」が究極の価値になる。そして、こういった価値は飽和しない。需要も無限大にある。
秋元康さんはかなり前から、「カルピスの原液を持ってるところが強い」と言っています。原液さえあればカルピスソーダにもカルピス飴にもできますし。ドラクエでもファミコンだろうとプレステだろうとスマホだろうちファンは手段はあまり気にしません。
クリエイターにとって発表の場や手段が相対化され、「原液の強さ」が求められる時代は、自由である一方、怖い時代なのかもしれません。