Galaxy S9のディスプレイがカメラと並んで最高の評価、iPhone Xを上回る
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注目のコメント
iPhone XとGalaxy S9、ディスプレイは同じ三星が有機ELパネルを作ってるのにクオリティには差があるという。
つまり、三星ディスプレイがiPhone X向けに出してるディスプレイはベストクオリティではない、もしくは三星以外へ外販するディスプレイはグレード落としてる、ということになる。(故意かどうかは別として)
勿論S9の方が後から出たわけだから開発期間の差は多少あるだろうが…解像度は同じレベルだろうしねえ…(iPhone Xが少し低い)製造工程は前工程と主要な後工程はほぼ同じはず。
三星のディスプレイパネル外販戦略はうまくいってると言って良いのではないか。三星の最新のスマホを使い続ける限り、常に世界最高のクオリティのディスプレイが使えるというお墨付きになるわけだから。ブランディングには活きる。
Appleはこれまでこだわってきた液晶パネルを手放して有機ELによる新デザインを選んだわけで、その結果は予想通りの展開。
「ファブレスの弱み」が出た形になる。
追記
後出しじゃんけんになるが…、iPhone XのディスプレイドライバICは三星半導体製。ディスプレイの絵作りも色に関わる発光体や偏光板の部材チョイスも基本は三星が主導していると言われている。三星の絵作りにAppleは渋々でも従わざるを得ないのが、現状。だって、他所からはこの量の有機EL買えないから。
これが、競争力の差になるかと言えば、結局iPhone Xが売れてないわけだし、多少は三星に追い風が吹いてると言える。スマホにおいて、ディスプレイは顔、コストの最大要因でもあり、ここで、iPhone Xは高額設定にせざるを得なかった最大の要因は120-130ドルとも言われる有機ELなのだ。ちなみに液晶パネルの場合、コストは40ドル程度だったと言われている。Appleが液晶パネルを40ドルで買えていたのにもSCMの妙があったわけだが、有機ELではそれも出来てないだろう。
消費者には些細な問題です。ただ、BtoBの世界ではこのパワーバランスは決して瑣末な話ではない。「三星以外へ外販するディスプレイはグレード落としてる、ということになる。」
というT. Rikiさんのコメントは、正しいかもしれないし、間違いかもしれないので恐れながらコメントします。
Samsungが販売しているのはディスプレイパネルであり、ディスプレイドライバなどの周辺技術は各社それぞれです。なので、同じものを使ったからといって同じ質が実現できるとは限らない場合があります。
例えて言うと、プリウスのエンジンを買ってきたとしてもエンジン以外の性能にも影響を受けるので同じ燃費を実現できる保証はない、というのと同じです。
(追記)
T. Rikiさん、追記ありがとうございます!これぞ、NPの醍醐味。こうやってニュースをどんどん深読み・深く理解できますね。言葉を選ばずに言えば、So what?だと思う。
下記などでコメントしているが、スペック差が数値や「見る人」にとってはあっても、それが顧客の体感に大きな違いを生んでいない。価格差を訴求できなかった失敗がiPhone Xだし、差があってもSamsungよりAppleのほうがハイエンドで売れているのはブランド力やスペック差だけではない統合力。
スペック差がダイレクトにUXに効き、訴求できるフェーズは終わった。そして他機種含めてのスペック改善自体も訴求できなくなってきて、交換サイクルが長くなっている。
個人的には下記でコメントしたiPhone Xの失敗が気になっている。スペック差はこれまでもあったが、それでも「新しいものが誰にとっても一番いい」という憧れの存在という認知をこれまでAppleは上手くできていた。
そのサイクルがiPhone Xで崩れたと思う。iPhone Xで新規搭載された技術は使われるだろうが、フォームファクタ(形態)としては一代で終わりそうというのが最近の色々なニュースで言われていること。次の製品・マーケ・価格戦略は正念場。
https://newspicks.com/news/2859093