AIと弁護士が勝負、より正確に200倍速く仕事をするソフトに軍配
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弁護士、医者、税理士、パイロット、トレーダーなど、コストが高い割に実は高度な反復作業である職業からAIの代替の波にさらされる。すでにトレーディングの世界はほぼプログラムの戦い。
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だから弁護士は不要でAIでいい、という議論にはならないので注意が必要。
AIで置き換えられる仕事はAIがやって、プロの弁護士さんにはもっと人に寄り添った仕事をしていただく時間が増える喜ばしいことだと思います。
皆さんの仕事にも、「これって自分じゃないとできない仕事なのかな?誰でも(もしくは自分より経験の浅い人でも)できると思うのだけど。。。」って仕事意外と多くないですか?リーガルAIツール、と言われる分野です。そのなかでロスインテリジェンス社は、リーガルリサーチと言われる判例検索、文献検索とドキュメントレビューなどをAI置き換えするシステムであり、同様の競合製品も含めて、既に米国大手事務所のほどんどが導入済みです。
さらに今注目されているのはリーガルアナリティクスと言われる領域です。
裁判に勝てる可能性、裁判に掛かる期間などを予測します。
そこで問題になってくるのが、AIブラックボックス問題。
仮にAI弁護士や、AI裁判の世界になっていくとして、ディープラーニングが自ら学習して独自のルールを発見していくわけですが、それが人間に見えづらいという問題。ある状況である犯罪を犯したA氏を死刑にするのか懲役刑かを決めるルールを、どんどん勝手にAIが決めていってしまう問題。あるいはバイアスのかかった裁判官が過去に行った判決に引きずられてアンフェアな判決を下し続けてしまう問題。
このAIブラックボックス問題は、リーガルのみならずあらゆるAIユースにおいて今問題となっており、そのためAIのオープン化、民主化がキーとされています。日本人ではその点一番頑張っているのがMITの伊藤穣一さんです。