ブロックチェーンの業務利用は2020年に“転換点”--サプライチェーンに効果
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ブロックチェーンの最大の可能性は製造業での活用。在庫管理から物流管理、エッジヘビーコンピューティングのデータ管理の基盤をブロックチェーンに置き換えることでIoTとの相乗効果が期待できる。実装フェーズまで早く学ばねば。
ブロックチェーンの話でよくありそうな議論ですが、まあこれは浅いですね。。
この記事では「パブリックチェーン型のブロックチェーンに踏み切れないのはプライバシーの問題が大きいから」という論調ですが、ポイントはそこだけじゃないんですよね。「プライバシー問題が解決すればパブリックチェーン型のブロックチェーン技術応用はサプライチェーンにおいて進んでいくだろう」という予測含め、単純に捉えすぎていて分析がとても浅い気がしております。
まず、Misumiさんのコメントのように「リスク引き受ける主体がない状態で、現実解として応用サービスが世の中に本当に広がって行くんだっけ?」という部分の方がキーファクターな気がしてます。
あとは栗原さんのコメントのように「ブロックチェーンって(ネット上のデジタルデータの)分散台帳技術なんだけど、そもそも管理したいデータのデジタル化は充分実現してますっけ?」というのも意外に大きなポイントだと思います。
別に過度にサービスが育って行くことを否定するつもりもないのですが、「未成熟な(枯れていない)技術ほど、現実世界・現状経済圏にフィットさせるためのチャレンジ・困難ポイントを適切に見極めながら、サービスを考える・つくっていくことが肝要」だと思っています。
もっとサービス応用領域を多角的かつ専門的に見ていかないとダメなんじゃないでしょうか。