【就活】新卒採用にAI導入進む 住友生命はES分析、入社後も追跡し人事戦略に生かす
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今回の事例で見過ごせないポイントは、ESの分析にAIを導入することで、採用担当者の稀少なリソース(e.g.時間労力、注意)が、(機械ではなく)彼ら自身が担うべき業務へと配分可能になる、という点です。
某大企業では、AIを使うことで担当者の業務時間が数十パーセント圧縮され、その分を、めぼしい求職者との面接であったり、その他の活動に振り分けることができたと聞きます。
社内の優秀な人材の稀少なリソース(e.g.時間労力、注意)をどこにどのよう配分するかということが、企業間競争の大事な焦点になっていくはずです。
そこに大きな貢献をするのが、AIだと思うのです。
少なくとも人事部門におけるAIの活用は、現在のところ、その多くがこの部分に関わるものだと思います。
その意味では「まだまだこれから・・・」なのでしょうが、とにかく、大きな一歩だと思うのです。
注目のコメント
採用のサポートツールとしてAIを導入するのは良いと思いますが、その分析対象がエントリーシートとは!
仕事はチームでするものですが、エントリーシートは自己紹介に過ぎません。
さらに、本当の自分が文章に表現されているかどうかのチェックは、どのようにやっているのだろう?
結局のところ、AIを使う意思決定は人間ですので、その人の意思決定が全体のプロセスの品質を決めてしまうという、ある意味恐ろしい時代になりました。
信頼度チェックと個人認証も、ちゃんとやってはいると思いますが、どうやっているかは聞いてみたいところです。エントリーシートがもたらす価値が、対応コストに比べると低いなとずっと思っていたので、この手のAI活用は一部の集客力のある企業で進んでいくと思います。
ただ一方で、就活は「公正じゃないけど平等」である建前に使われるエントリーシートは、そろそろ形を変えてバージョンアップして欲しいですね。