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【第12話】「スマイルズのある1日」と題した絵のような事業計画書には、数字がありません。「今振り返ってみると、2005年から2015年の10年間に描いたことは、ほぼその通りになっていますね」と遠山さん。アートと感性のパワー、おそるべし。
読んでいて、ぜひサザビーリーグを創業された鈴木さんと対談してほしいと思った!

個人的には、上場することは意義がある一方で、上場に代表される役員・従業員ではない株主がいる状況が最適とも思わない。
上場は、資金を得てそれを規模拡大にさらに投資していくことで、社会への付加価値を上げていくことが「パブリック」な側面だと思っている。逆に、成長が鈍化すれば買収や経営者の交代も行われるのが、市場機能そのもの。そして資源配分が淘汰機能含めて市場で行われることで、社会が成長していくという考え方だし、実績がある。
社会全体として、仕組みがあることはとても重要だと思う。

ただ規模を拡大するには、カネだけでなくヒトも必要。だからヒトがどう働くか、プロセスを作ったり管理をする側面も求められる。それがあるから拡大再生産がしやすくなる。
でも、特徴ある企業にとっては、プロセスや管理は必ずしも正ではない。それが競争力そのものでもあるし、また優先順位として特徴>規模であって、本源的に付加価値の拡大を求める市場と優先順位が合わないこともある(市場は特徴の追求が付加価値拡大につながる範囲において合致する)。
スマイルズの在り方を見ていると、上場をしなかったことは意思決定として正しいと思う。そしてそれはサザビーリーグの場合には、やろうと思えばできるが「手続きの時間」ゆえに上場でメリットの方が大きいという判断だった。

サザビーリーグ鈴木さんのイノベーターズ・ライフ
https://newspicks.com/news/1251006

上場廃止についての回
https://newspicks.com/news/1272734
スープストックはいつも女性で賑わっていますが無添加の外食は非常に少なく重宝させていただいています。

男性が入ることをあまり想定していないためか、一人あたりのスペースがもう少し広ければ良いのに。と思うことがあります。
数字のない事業計画というより、ビジョン計画書ですね。
原点に立ち返り「スマイルズらしさ」を改めて表現したことが、今後の発展につながったのでしょう。
スープストックのMBOの件からも、物事に対して客観的な遠山さんの視線が感じられました。
情熱を持ちながら常に冷静。


以下の記述につき、やっぱり、銀のスプーンってあるかも(笑)
「資金の算段があったわけでもなく、パートナーがいたわけでもありません。MBOとなると、いわば敵対することになる三菱商事の人に相談するわけにもいきません。〜略〜「そういうときは、親族にお金を借りるんですよ」と言われて、「そうか、その手があったか!」と(笑)」
スマイルズが伝統野菜をプロデュースしたら、どんな姿になるのかも興味あります。

三菱商事にMBOを提案するって、なかなか出来ない人生のイベントですね!
「その道筋は右肩上がりではなく、ぐるっと弧を描きながら、スマイルズの理念である「生活価値の拡充」へと向かっていく。そこには牛と鶏がたたずむだけの草原が広がっていて、矢印の先は、見ている人を指しています。」(記事引用)

転機を突破していくスマイルズ物語の山場。示唆に富むエピソードや考え方、岐路となった判断の背景にあった規範や価値観。そうしたものを、ぎゅっと凝縮し、ふわっと絵にしたのが、「スマイルズのある1日」と題した事業計画書。この絵を見ると、なぜ遠山正道さんが変化の激しい時代に、あえて10年計画を描いたのか感覚的に納得できる。らせん状にめぐる道のり、ブランドや事業を象徴する木々(植物)が、牛や鶏(動物)に変容し、その道のりはこの絵を見ている「私たち」のところに向かってくる。

前回(#11)に、ビジネスは目的(objective 成し遂げようとすること。定性的で主観的)と、目標(goal めざす具体的な到達点。定量的で客観的)が時に激しく乖離し、ぶつかり合い、夢も希望も打ち砕かれる瞬間がある、という意味のことをコメントした。それはしかし、ビジネスがアート、美、文化、生きるよすがといったものを見失ったときに生じることなのかもしれない。この絵のような破天荒な長期計画を見ると、ビジネス(商売、稼ぎ)とライフ(人生、生活)をつなぐアート(絵、音楽、あらゆる美的表現形態)こそ、21世紀を持続可能な時代にするカギだと気づかされる。
「スマイルズのある1日」と題した1枚の絵は素敵です。
1枚の絵で事業計画を表現するワークショップやりたい。事業計画を絵にできないということはビジョンが紐づいていない、想いがない・・・ということだと思うので。
意志とともに、正しいと思うことを粛々とやっていく。今の時代にものすごい本質的!
この連載について
各界にパラダイムシフトを起こしてきたイノベーターたちは、どのような生い立ち、人生を送ってきたのか? その深部に迫ることで、イノベーションを起こす源泉をたどる。