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億単位の作品に違和感。「アートの民主化」が必要だ

NewsPicks編集部
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  • オランダ本社で修行後→宇宙領域→

    アートの民主化=「アートをもっと身近に」、個人的に大賛成です。

    私も日本時代は、アート鑑賞は①美術館等で入場料をしっかり払い、割と構えて鑑賞するもの、②~芸術祭等のイベントに参加するもの、という思い込みがややありましたが、オランダでは街の通りや公園にも、レストランや企業の中にもアートが溢れかえっている光景をよく目にして、すっかり身近なものになりました。

    以前、コメントしたこともありますが、オランダで知り合った画家、彫刻家等の複数の知人曰く、オランダのアート民主化は行政、企業スポンサー、NPO等の支援も手厚さだと言っていました。

    アーティスト自身も副業・複業なく、アートを生業に出来てきた人も少なくないとのことでした(ただ、リーマンショックを機に行政支援は細り、状況は変わってきているようです)。これは、日本で私が見聞きしたアーティストの方の苦労・苦節話とは少し異なるような印象を受けました。

    また、企業レベルでも、例えば現在働くオランダの企業は特にアートに対する関心が強いという事情はありますが、アートをマネジメントする専門部署(キュレーターも在籍)があり、社内には購入した作品が多く展示されています。

    フィランソロピーという側面にとどまらず、オークションでの売買を行い、出た収益は、若手アーティストに再投資するというアートのエコシステムも出来上がっております。日本との関連では、北野武さんを描いた作品や、アラーキー(荒木 経惟さん)の作品が過去にはあったりします。

    日本で、アートを民主化する担い手の一つが企業や経営者(遠山社長、スタートトゥデイ前澤社長)という流れは足元、加速しているのかもしれません。今後の展開、ますます楽しみにしております。

    最後、上記のアートは美術という側面を意識しておりましたが、幅広い意味では音楽もオランダは盛んです。例えば、世界的に有名なDJを数多く輩出していたり、伝統と革新で有名なロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団、

    そして、個人的に一番好きなのは主要駅には必ずピアノが置かれており、プロ級から素人の方まで思い思いに、奏でています。


  • PIVOT エグゼクティブ・エディター

    【第3話】スマイルズ社長の遠山正道さんは、世界最大級のアートフェア「アート・バーゼル」に行き、億単位の作品ばかりが並んでいるのを見て、疎外感を違和感を覚えます。そこで「アートの民主化」が必要と主張します。


  • 私自身はこの連載で説かれていることはわりと難解だと思っていて、今日の話も遠山氏が何を指して「アート」と呼んでいるのかに今ひとつ分かりにくさを感じている。「民主化」という意味では、写真複製技術の発展による画集や写真集などの流布により20世紀段階でアートは既に相当程度民主化されていると言えるのではないだろうか。
    ただしそれはあくまでも作品が産み出される制度が別個に回っている前提でそのスピンアウトが複製されているに過ぎず、ファインアート制作をめぐる制度民主化はまだ行われていないのだ…と考えることもできる。遠山氏の述べる「アートの民主化」という範疇には複製芸術は含まれていなそうだというのも下記から伝わる。
    >「アートの民主化」の具体的な考えは、アートの小口化、アートのSAISEN化、インスタレーションの流動化、アーティストへの流入といったものです。

    作品自体と向き合う機会(アウラに触れる機会)と作品を作り出す経済への参加機会を増やす形で、そうした制作をめぐる民主化に取り組むものだとも読める。展覧会の鑑賞券や図録を買うといった形ではない選択肢によりアートの創作過程に貢献できる試みなのだとすれば面白いが、商品経済と一線を引いた形で何らかの経済圏が作れるところまでいき得るのか、に注目したい。
    たとえばアートを産み出すプロジェクトに対しFacebook上でいいねを押すことで制作過程に参加することができる、などといった(NPOの活動支援ではGooddoなどの事例がある)切り口もあり得るかもしれない(Facebookの個人情報マネタイズが問題になっている情勢下で微妙ではあるが…)

    なお辻さんが言及してるロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団については2014年のドキュメンタリー映画「ロイヤル・コンセルトヘボウ オーケストラがやってくる」がおすすめ。クラシック音楽の「民主化」のあり方を示しているドキュメンタリーでもある。
    https://youtu.be/1AkzoS5Qd70


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