米、TPP再交渉を要求 大統領、復帰の条件
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TPP11を発効させてしまえば、最も大きな損失を受けるのは米国で、11か国の立場が圧倒的に強くなります。米国が無条件で再加入を希望するようになるまで、のらりくらりと米国の要求をかわしておけばいいと思います。
米国がTPPに復帰する可能性を示唆したことは、大きな変化と考えるべきだが、しかし、米国の態度はあまりにも理不尽ではないか。TPPの経緯を考えれば、昨年1月に米国が勝手にTPPから離脱したので、日本がイニシアチブを発揮し、残る11カ国で交渉を行い、漂流しかけたTPPをTPP11として最終合意に導いた。もちろんだが、内容はほぼTPPと変わらないので、水準は変わらないし、米国がTPPに復帰する余地も残されている。
米国がTPPに復帰するのは歓迎すべきことだが、しかし、この尊大な態度は違和感を感じてしまう。米国がTPPに復帰するためには、それなりの「態度」を示してもらわないといけない。日本は「米国が入ったTPPが望ましい」と言っていたはずです。それが本気なのであれば、トランプの意図がどうであろうと、この機会をどう活かすかを考えるのが、日本の腕の見せ所ではないでしょうか。そうでないと、筋が通らない。
何が日本のためなのか、真剣に考える必要がありそうです。そこがブレなければ、揺さぶられる心配はないと思います。