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タブーに切り込め!ここがおかしい「日本の保険」
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シカゴ大学のブース・スクール・オブ・ビジネス主催のコンファレンスで、4名の共著でペーパーが公表され、量的緩和は本当に効果あったのか、という趣旨の議論がなされたようです(ペーパーそのものはこちら①)。
論文そのものをきちんと読んではいませんが、後半の図表は、いわゆるQEがどの程度金利を低下させてきたのか、さまざまなチャートがあって参考になります。
金利という面でQEの評価をすると、たしかに大きく金利を低下させたわけではないかもしれません。そもそもFedの量的緩和はMBS市場への信用緩和の要素も強く、その後もLSAP(大規模資産買入)というかたちで国債を買いましたが、中銀のコミットメントを示す効果や為替にもあり、チャネルはいろいろで、評価は難しいですね。もう開始してから10年近く経ちますので、今後もさまざまな評価がなされると思われます。
景気後退時の次の一手は、バランスシート政策ではなく、金利になるのは確かでしょう(そのために利上げしているのでしょう)。

① A Skeptical View of the Impact of the Fed’s Balance Sheet
http://bit.ly/2sO4LUW
日本の量的緩和とアメリカのQEは違うものです。日本ではこのような研究もしていないのに雇用が改善した、量的緩和に効果があったという人が多いのは残念です。

https://newspicks.com/news/2798577/
通常の景気後退なら利下げで対応可能ですが、パニックに陥ったときには、量的緩和など「異例」の対応を排除すべきではないと思います。
というか、利下げ余地があれば、QEやる必要ないでしょう。しかし、利下げ余地がなくなれば、日本の経験から、マイナス金利よりはQEが選択されそうですね。