演技後半ジャンプ、ルール改正へ フィギュア、国際スケート連盟
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注目のコメント
研究の世界でもルールチェンジは頻繁におこります。日本は世界でルールチェンジが起こったことに気づかずに愚直に昔のルールを使って最適化を行ってしまうことも多い気がします。
一方、学科内での研究室配属のアルゴリズムは、公開すると過度に最適化して来る学生がいるので情報公開の時代と言えど、当学科は概要しか公開していません(笑)。ルール改正に振り回され、それでも黙々と自分のベストを追求し、トリプルアクセルという信念を貫き通した浅田真央さんをしみじみ思うニュースです。
ルール改正や、技術の進化とともに点数が上がるのは当たり前のこと。
なのに、点数だけで特定の選手を超えた!とか、この点数だとこの大会では銀メダルに値するとかフリップにしてしまうテレビ番組にはちょっと辟易。
ザギトワ選手が非難される筋合いはないと思います。全体のプログラム完成度、衣装、メイク、ジャンプ。すべてバランスのとれた、素晴らしい求道者だと思います。
勝つための戦略として、当然のことをしたまでのこと。
羽生選手も、勝つために慣れたプログラムを選び、フリーの4回転はサルコーとトーループに絞り、満点GOEを狙いました。
同じ曲を使うなんてずるいじゃないか、なんて批判はありませんでした。
ルール改正したら、またそこでザギトワ選手は高得点を狙える構成にしてくるでしょう。
あくまでフィギュアスケーターはアスリート。
後半のジャンプに挑むということも、難易度の高いジャンプに挑むのと同時に、見事なチャレンジではないでしょうか。