「クルド人」という話をするのならばシリア紛争をめぐる情勢は「簡単で分かりやすくなった」のであり、「複雑化」も「混迷」もしていません。トルコもシリアも、クルド民族主義勢力が紛争を通じて獲得した既得権益を可能な限り剥奪するという点で利害が一致しています。ここさえ押さえておけば、トルコ軍とシリア軍との衝突は、局地的な小競り合いはあっても全面対決にはならないでしょう。また、多方面から圧力にアフリーンのクルド勢力がどのくらい耐えられるか、という問題なので、案外短期間のうちに事態のめどが立つ可能性も高いと思っています。
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