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良記事です。
特に下記の部分は重要。

>あらゆるレベルでの差別を告発し、社会の仕組みを変えてゆくことは必要であろう。だが、制度よりも「心の動き」が大切であることを忘れてはならない。
>差別を生みだす精神構造は私たちみなが持っている。ヒトはその置かれた環境におおきく左右される動物であるから、差別主義者を攻撃するのではなく、差別が生みだされる環境を理解しなければならない。

人と面と向かって交流することの大切さ。差別意識を生み出すのも感情ではあるし、その感情を全くゼロにすることはできない。ゼロにはできないけれど、限りなく薄めることはできる。薄めるためにも自分の中の多様性を拡張することが必要なのだ。
コメントを読むと、自分の経験に引きつけて読んでいる人が多くていいですね。作者の鈴木氏はアカデミック畑・文化人類学の方ですが、アフリカ研究・論文はフィールドワークものが多くて入りやすく、面白いです。

「正論の押し付け合いは無力」そう思います。正論が必要ないという意味でなく、それで状況がすぐ変わるわけでなく、むしろ悪くすることもあるから無力です。また、状況をしればしるほど、「安直な正義感による正しい意見」は言えなくなるものとも思います。
インターに通ってる息子は昔、小さな時インド人の親友と喧嘩するとき、お前の顔はおにぎりみたいな丸くてオナラは納豆みたいに臭い!って言われて、お前の顔はカレーみたいなうんこ色だっ!って言い合っていた。子供達の会話には時々ギョッとする。しかしみんな仲良しだ。そこに差別意識など何もない。
何が悪いとか、何が正しいとか、何が理想で何が現実とか、そういうことはさておき、こういう記事を、体験を広く共有してもらえること、記事の世界に自分をおいて考えてみることができるだけで、世界は少しだけ広くなる気がします。
いい記事だなと思いました。
この記事の著者、鈴木さんの本、面白いですよ。オススメです。
良記事。差別の意識を持ったことのない人などこの世にいるだろうか。自分を含めそうだが、何かのマクロであれミクロであれそういった視点はあるだろうと考えられる。
色や、形、言語、歴史、ありとあらゆることについて回るもので全てにバイアスが掛かっている。

しかし、感じることはそのバイアスは軽減できるということ。
自身の経験則であるが身をもってその人と顔を合わせ、話し、分かり合えないながらも分かり合える部分を尊重する事でそれは可能だと。
自身の根底にあるのは、同じ人間なのだから、という想いであるが時にそれは、また別の見方をされる場合もある。
なぜ差別は無くならないのかの前に、なぜ我々は差別を好んでしまうのか
最後に出てくる空港のエピソードにハッとなります。
記事内にある『「分割=差異化=意味付与」のプロセスが、人間集団の分類の際には、しばしば他者を傷つけ抑圧する(極端な場合には殺戮する)行為に結びつく、ということであろう。』という言葉が印象的でした。

以前、女優の東ちづるさんをインタビューさせていただいたときにも、同じような話があったことを思い出します。

講演に行った地で、役所の方から『私たちは「障害者とともに生きる」というテーマを掲げて頑張ってるんですよ』とニコニコと言われたそうです。
ただ、それは既に障害者を別の存在だと分けているということ。
東さんは、これを『無自覚な差別』と呼んでいました。

自分たちがこうした『分割』や『無自覚な差別』に陥っていないか。
ふとした瞬間に思い出して、客観視していく必要があるんだろうなと思います。