インドネシアのシナブン山が噴火、噴煙が5000m上空に到達
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シナブン山は2010年から数百年ぶりに活発になった火山で、それ以降ときおり噴煙が高く上がるような噴火をしています。
昨日の噴火の際には、航空機の飛行する上空10km付近まで火山灰が観測され、上空の南風に乗ってマラッカ海峡北部に広がることが見込まれました。シンガポールやマレーシアからインド方面への飛行経路の変更を余儀なくされた便もあったものと思われます。
しかし今回は昨日の大きな噴火のあとは噴火は続いておらず、いったんは落ち着いている状態です。
スマトラ島では2004年の大地震・大津波のあとから火山活動が活発です。世界最大のカルデラ火山ともいわれるトバ湖も近くにあり、7万年前の人類を絶滅寸前にまで追い込んだとも言われています。今すぐどうということはないものの、油断せず見守りたいところです。