拡大するインドの所得格差、首相だけを責められない理由
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開発途上国の貧困問題は歴史的な視点、それも、植民地時代や第二次世界大戦前の時代に根源があることも少なくありません。国全体として成長をさせなければいけない一方、貧困問題にも対処するというのはウルトラC的な難しい仮題です。
マレーシアぐらいの規模感の国で、かつ、原油など天然資源が出る場合は、比較的大きな問題にならずに貧困削減が進みました。が、成長したあとは、所得格差と階層の固定化が仮題になっています。インドは規模が全く異なり、かつ、社会的にも複雑に入り組んでいるため、貧困削減や所得格差にはどのように対応できるのだろうか、難しい問題です。