システム思考とデザイン思考は車の両輪
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注目のコメント
長島さんのお話が面白かったです
というのは冗談以上に、この教育分野(大くくりでシステム設計工学)の本質的チャレンジを現していると思いますねぇ つまり、学生さんに抽象化の本質を理解してもらうのと、卒業後その価値を周辺の多くの人に納得してもらうには、具象(現場)の経験が十分必要だと言うことです なので、社会人教育に適した分野だと言えます 長坂さんのコメントを拝見しても、潜在的ニーズは高いと思われますねぇ
一方で(それ故)、いわゆる研究論文が書きにくい分野でもあります 新しい抽象化手法はそうそう出てくるものではありませんので、ペーパーはケーススタディ中心に すると(米国の場合)若い教授はtenure 審査通るのが困難になり、学者志向の優秀な学生は集まりにくくなります で、さらにペーパー書きにくく これが多くの大学でこの分野が育たない大きな原因の一つと
スタンフォード(とそれに倣った慶應を含む他大学)はそこを完全に割り切って、教授の採用、評価基準を変える、というアプローチで対応しています MITは学問側に拘ったため、中途半端になってしまっている印象です(ミシガンも同じ)
設計工学のブランチにDesign Theory and Methodology (DTM)という分野があるのですが、この分野の変遷をたどる(誕生して30-40年位です)のも、学問としてのシステム工学の将来を展望するのに役立つかもしれませんねぇSDMは知識ではなく思考法を教える大学院、まさに。
SDMとは何かを聞かれたらこの記事を送れば良いのではというぐらい、よくまとまってる…🤔
それにしても、担当教授 白坂先生が珍しく表に出て来て、びむくり!本当にロジカルで、ポジティブで、パッションがあって、素敵な方だー。