農業ドローン、活用拡大=薬・肥料散布や生育観測-作業効率化に期待
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ドローンを使った農薬散布は実は奥が深くて,ただ噴霧すれば良いというわけではありません.農林水産航空協会(農水協)が定めた指針があります.
大きなローターを持っている無人ヘリに比べ,マルチコプターはプロペラの径が小さく,吹きおろし速度が小さい.重要なのは農薬を決まった粒子サイズに微粒化して,決められた濃度で農作物の葉っぱ裏表に吹き付けること.マルチコプタは吹きおろし速度が小さいので,葉っぱの揺れが少ない.農薬は薬物です.決められた区画だけに農薬が拡散し,隣の圃場に流れていってはいけない.そのために,マルチコプタの機体,噴霧器,農薬の組み合わせ,また操縦資格が農水協によって決められています.