家庭や地域による学校外教育費の格差が鮮明に-学歴・勉強を重視し、早期化の傾向が強まる / ひみつ基地
ひみつ基地
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昨今、子どもの教育費に関する調査について、官民問わず次々と結果が公表されています。学校外教育費は、家庭の世帯年収や居住する自治体の人口規模によって、大きな差が生じています。また、学歴や、早期の知育教育が重要であると考える親も以前よりも増えています。
社会の変化が短く早くなってきている時代に、「子どもが大きくなった時のために」と先に見通すことは不可能です。「大学入試改革も具体的にどのような試験になるのかよくわからない。今ある仕事がなくなり、今ない仕事が必要になっているかもしれない。そんな中、「安心材料」を求める傾向はより一層高まっていくと考えられます。日本もやっと21世紀型教育への移行に対する具体策が揃い始めましたが、それはさらに高度化された社会に対応するための教育なため、教える側のスキルはさらに問われていくものになります。
具体策は揃い始めたものの、公教育予算や人員配置の増加については微増という程度で基本は(いまほとんどいない)地域人材の活用を前提にしたものが多く、本当に実現できるのかかなり怪しいところ。
結果、問題意識のある親は早々に見切りをつけて私塾や私学に頼ることになり、すでに広がりまくっている格差は更にひろがっていくと思われます。
公教育予算および人員配置の大幅増とセットでなければもはや教育格差拡大は止められないと思います。