検索:正しい医療情報を見つける方法 医師に聞いた
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医師国家試験のような診断当てクイズ形式であれば、キーワード検索方式で可能性のあるものを取捨選択出来るので、いわゆる「解答」にたどり着くことが可能だと思います。
しかし、実臨床というものは、解答に幅があったり不透明だったり、解答に全然たどり着いていないけれども正しい答えの可能性が高いと思った方向が少しでも見いだせたらその方向で治療を開始したりとファジーなものです。
だから、現段階ではやっぱり「医師に聞いて!」となってしまうのですが…。ところが、テキトーな感じで診療して自分の知識と経験の範疇で安易に診断・治療する医師が散見されるものだから、世の中が自己診断、自己処置しがちになるのは、必ずしも医療情報にアクセスしやすくなったためだけでなく、医療者側の責任も多分にあると自戒を込めてそう思います。。。
さて、個人的な結論としては「つながり」が大切だと思います。医師だけでなく看護師や理学療法士など医療従事者とのつながりが健康維持に有益だと思います。私はがん治療は非専門ですが、ガイドラインを読めば理解出来ますし専門医の知り合いに問い合わせることも可能です。こういったつながりの大切さはなにも医療に限ったことではないと歳を重ねるに連れ、その思いは強くなっています。医療従事者に聞いてほしいという点はもちろんなのですが、その入り口となる病院、クリニック選びをするうえでの情報発信をしてもらわないと患者が選定することは難しいのではないかって思っています。
情報が多い故、医師からの情報発信は患者にもメリットも及ぼすと思います。