【トップ対談】数学の才能こそ、AI企業の「心臓部」が求めている
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昨年秋、「ディープラーニングラボ」という、深層学習について様々なビジネス分野の人たちが学ぶことができる面白いコミュニティが誕生しました。すでに参加者は2000人を突破しており、イベントもすごく盛り上がっています。
NewsPicksでは今回、この新しいAIコミュニティの仕掛け役でもあるプリファードネットワークスと日本マイクロソフトの両トップに、最先端の人工知能テクノロジーがもたらす未来について対談をして頂きました。
週明け以降、このディープラーニングラボが開いたセミナーの内容などを、動画番組にしてお届けします(アカデミア会員向け)。自動運転、セキュリティ、アート、製造業まで、あらゆるビジネスに入り込むこの技術の広がりを、NewsPicksも後押ししたいと思っています。今さら聞けない!という方も、コミュニティに入りたい!という方も、ぜひご一読を。
https://dllab.connpass.com/AIの根っこは「数学力」
まさにその通りだと思います。中高生の段階でAIに対応するにはどうしたらいいですかというご相談を受けることが多々ありますが、学校で習う数学をちゃんとしておいてください、と申し上げることにしています。
他に大事なのは論理力のもととなる国語。そして、AI関連の情報(に限らないですが)は英語で出回るのでそれを読むための英語力。数学は論理的思考力を養う為の素養として必要とかそういう曖昧なものではなく(それは副次的に得られるもの)、科学やテクノロジーの本質を簡潔に表現し、人種国籍年齢性別問わずコミュニュケーションを取るための言語です。その意味で、得手不得手はあると思いますが、数学の研究者をのぞけば特殊な才能は必要ありません。