【設楽 洋】電通「120%無理」。就職試験に備えて猛勉強
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【第5話】電通に行くと決めた設楽洋さんは、大学の就職部で「きみ、この成績だよね。電通は120パーセント無理だからやめなさい」と言われて奮起します。
「『よーし、120パーセントやってやろうじゃないの』
僕は短期決戦でないと力が発揮できないタイプなので、3カ月間だけ死に物狂いで勉強しようと決めました」。伝説の設楽さん!お目にかかったことはありませんが、数々のエピソードは聞いておりました。
ここからは学生さん向けに:
勉強といっても、学問というより世の中を知るということでしょう。設楽さんがなさった主要5紙を読むのは今でも有効です。クライアントを担当するときにその業界のこと、その会社の業績を知っていると楽ですし、クライアントさんもそういう人に任せたいと思いますよね。あと新聞社の立ち位置(右と左、政権寄りか否か)も知っておくと自分の意見をまとめるときに役立ちます。最初は面倒かもしれませんが、繰り返しているとそれがルーティーンになる。今ならNewsPicks を読むのもアリでしょう(笑)。
私が入社試験を受けた時は、前の人が私より背が高くてバリバリ帰国子女で(TOEIC満点)感じがよく賢そうな人だったので、同じスタンスでは入れないと思い、ミクロネシアの海を潜っていて沈船のトイレを見たときに感じたことを入社動機につなげました(なんだそれ)。ちなみにその彼女とは無事に同期入社しました。
昨今の厳しい状態の中でも弊社を希望してくださる方がいるなら、のびのびと自分らしさを売り込んでください。Only One な方がたくさんきてくだされば、どんな世の中にも対応できる。そう思っています。あれ、設楽さんの話から逸れちゃった。すみません。大学受験も就職活動も周囲から無理だと言われることを最後はひょいっと、しなやかにいとも簡単にクリアされるのは設楽さん含め「イノベーターズライフ」のお決まりですね、笑
ひょうきんさと真面目さ、ストイックさのバランスが人間的魅力なのだとエピソードから想起されます。そろそろ伏線がたまってきました、本丸は次回くらいでしょうか。