メモは逆効果。理解と知恵を引き出す読書のコツ
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注目のコメント
「本当に大事だから記憶しておきたい、咀嚼したいというときは、メモやマークはしないほうが確実に覚えられます。」
記憶という観点からはそうかもしれません。例えば、旅行で写真をとると、その風景などが記憶に残りにくい、という話もあるようです。
一方、私は本を読むときは、メモやマークをがんがんします。
それには2つくらい理由があって、1つ目は考えるため。頭の中で考えるよりも、文字に外部化したほうが、より考えられる気がします。「これは本当?」とか、「これは○○に似ている」とかコメントを残します。
2つ目の理由は、立ち返るためです。読書していると、よく分からないところが出てきたりします。しかし、本は1つの構造物なので、読み進めるうちに理解できることもあるわけです。なので、この段階ではよく分からんけど、読み進めていくうちに分かるかも、というところは、マークしておきます。そして読了したあとに、パラパラと頭から見直して、マークした部分の確認をします。そうすると、「あー、なるほどね」と理解が進む場合があります。柳川先生の頑張らない独学術、3回目は読書テクニックです。柳川先生は、勉強でも、読書でも、メモやノートの作成、ライン引きは一切しないそうです。記憶力がいいからではありません。そもそも記憶することよりも、大事なことがあるからです。本の読み方にも工夫があります。勉強とは何かという本質的なことを考えさせられます。漠然と大事そうなことをメモしながら本を読んでいるだけでは凡人のままだと痛感しました。
速読を好む自分にとって『本はケンカをしながら読む』というコンセプトは新鮮でした。
一方で、『速読は話題のワードが何かを知る場合に有効だが、これはAIの得意領域』というコメントがありますが、個人的には間違っていると思います。速読を好む人達は世の中のトレンドを知りたい訳ではありません。
多読/速読を通じて広く浅い知識が増えることの最大のメリットは、それが新しいアイデアやインスピレーションに繋がることです。むしろ速読はAIが苦手な0→1を創るクリエイティブな発想を育む為に有効な手段だと感じています。
と反論することで早速、柳川教授のワナにハマっていますね(笑)