大学入試の解答例公表 東大「全くやるつもりはない」理由は「解答は1つではない」(高校生新聞オンライン)
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注目のコメント
これは正しい対応。
実際、採点の仕方は色々です。最後の答えが間違っていてもプロセスが合っていれば点がもらえる事だってあり、逆にプロセスが書かれていなくても答えさえ合っていれば点がもらえる事もあるようです。この辺りは大学が定めた方針に沿って採点されており、その方針の中で厳正に行われています。記述答案は出題者や採点者との対話であり、一種のコミュニケーションです。便宜上の正解はあるとしても、唯一の正解は作れないでしょう。
そして、その状況下において解答を公表してしまうと、後から「自分の解答は合格点に達しているのにどうして落とされたんだ」とクレームを付けてくる人が続出する可能性があり、大混乱を招きます。その対応に追われる事こそが大学にとって最も避けたい事態でしょう。解答を公表しなくて正解です。
そもそも出題ミスの解決策として、解答公表ってのが筋が悪い。解答公表してなくても、予備校の指摘で出題ミスの可能性は分かりましたよね?問題はそこからなかなか調査しなかった、ミスを認めなかったのが問題。そっちのプロセスを整えさせないと解答公表したって意味がない。
そして解答公表するデメリットは東大の仰る通り。