名護市長選が終わって思うことーそして、生活は続く : 香山リカ 公式ブログ
香山リカ 公式ブログ
4Picks
コメント
選択しているユーザー
名護市長選挙直後の、交付金の話に驚き怒りを感じています。
辺野古移設を容認する市長が誕生した次の日に、お金出しますって、
あまりにも露骨すぎやしませんか。
これまで交付されなかった135億円分、名護市の人にそれを享受する権利があるのであれば、そもそも交付されていなかったことは、問題にならないのでしょうか。
佐賀県神埼市の民家に自衛隊のヘリが落ちて、自宅にいた女の子が奇跡的に助かって本当に良かったけれど、基地の側に住む、全国の、とりわけ沖縄に集中している近隣の人たちは、どんな想いでいるのだろうと思います。
そんな中見つけた香山リカさんの記事。
私も沖縄にルーツを持つわけではない人なのですが、初めて沖縄に行った時、道路を走る中延々と続く基地の広さに驚きました。
基地の集中、今回の交付金の話し、
そして沖縄は子どもの貧困ワースト1位で、3人に1人と言われています。
構造的暴力、という言葉が、自分の中に浮かんできました。
加担したくない、出来れば寄り添いたい、そんな個人的な想いがあることを、感情的になる自分を省みて気づいた朝でした。
注目のコメント
安全保障の代理戦争のように語られてしまいますが、当事者にとっては、先ず日常生活が大切な判断基準だったのでしょう。
メディアで語られているように、住民の「もう皆諦めているんじゃないか」という声が本音な気がします。
反対しても何も変わらないのであれば、素直に交付金とか貰う方が得である。そう判断したように思います。
自分と同じように日々暮らしている人達が居ることに想いを巡らすと、当事者の選択を部外者がどうこう言えることではないと思ってしまいます。