日銀:「指し値オペ」7カ月ぶり
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注目のコメント
水曜日のFOMCを受け、米10年債金利が上昇していましたので、米金利に連れて上昇することはある程度予想されていたいましたので、定期的な買入れと別に行う指値オペ自体も予想された展開だったかと思います。古田さんがコメントされているように、上昇する米金利に対し、日本国債金利は0%程度に抑えられますので、追加的な政策を打たずに金利差が拡大するという、YCCの本領発揮ですね。
それにしても、米国は10年金利の上昇の割に、超長期(30年債)金利の上昇幅が小さいことが気になります。全く無関係とまでは言えませんが、「景気回復を背景とする日銀の金融緩和縮小観測などから長期金利が上昇傾向にあり」と「米国の長期金利上昇に伴って、日本の長期金利も大幅に上昇」はそれぞれ別の要因であり、前者なら良いですが後者の場合には日銀には厄介でしょう。
参考
http://www.huffingtonpost.jp/makoto-shimizu/nihon-bank-monetary-easing_b_12307288.html