米FRB、全会一致で金利据え置き決定 物価は今年は上昇との見方表明
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忘れてはならないのは現状の金利・為替は年3回シナリオを織り込んだうえでの仕上がりになっているということです。そこまで織り込んで長期金利が2.70%を超え、2.70%を超えているにもかかわらずドル/円相場はこの体たらくなのです。
図表を作ってみると分かりますが、ドル/円相場が追随しているのは米2年金利でもなければ10年金利でもな、10年-2年のスプレッドだったりします。過去1年間を振り返れば、着々とフラット化が進む中で円高・ドル安が進んできた印象が強く、それはすなわち「正常化プロセスひいては米経済の先行きが信用できないのでドル売り」という解釈が広まっている証左だと思います。JPモルガンやゴールドマン・サックスの利上げ見通しは今年4回ですね。米国はGDPギャップがプラスになってきており、バブルもオーバーキルも避けたいですから、舵取りが難しくなってきそうです。