貿易収支、12月は3590億円の黒字 豪向け自動車輸出が寄与
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貿易黒字がコンセンサスを下振れした主因は、輸出の減少になります。
とはいっても、輸出は11月にかなり上振れましたので、そこからの反動減の範囲内でしょう。
実際10-12月期で見れば前期比プラスを維持していますので、輸出は増勢持続と見ていいでしょう。
内訳をみると、記事中の増加品目以外にも、電子部品や一般機械が増加しており、やはり情報関連財が好調です。
国別で見ると、やや米国向け輸出が減少していることが気がかりですが、これから減税効果が顕在化することなどを勘案すれば、過度に悲観的になる必要はないと思います。最近起こった日本車や鉄鋼の品質管理問題にもかかわらず輸出は伸びている。まだ日本製品の質に対する信頼は失われていないようだ。管理職のリーダー達はこの機会にしっかり仕事をしてもらいたい。そしてそれが株価にも反映されるのを期待している。