中国テンセント、仏カルフールなどと資本・業務提携で基本合意
日本経済新聞
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注目のコメント
テンセントが中国でのリアル小売業での足場を固めているという内容です。カルフール中国に対してテンセントと生鮮スーパーを運営する永輝とが出資をし、3社で協業を進めるという内容になります。
http://www.carrefour.com/sites/default/files/pr_carrefour_23_01_2018.pdf
カルフールはデジタルシフトとオムニチャネル化に舵をきろうとしていますが、テンセントとの提携が地域に限定されない包括的になるのかどうかが今後の注目点になるでしょう。
また、アマゾンによるホールフーズ買収などの例もありますので、日本の小売業にも同様の動きが出てくるのか注目度が高まりそうです。アリババは、実店舗「盒马鲜生」を展開。3km以内は30分で配送ということに加え、「京東到家」との差別化ポイントとして、中身の見える店舗作りを志向。新鮮な海産物、果物も豊富に取り揃え、試食やその場での調理サービスも充実。質の高さも兼ね備え、豊かなユーザーエクスペリエンスを実現。今後店舗数の増加に伴って、一般人の消費行動を変えていくと見られている。テンセントによるカルフールとのコラボにも、期待がかかる。
ネット企業が顧客接点の厚いリアルに進出する。
2000頃のアメリカで流行した「ブリックス&モルタル」戦略を想起させますね。
ネットにやられそうになったおかげで、アメリカの小売業は顧客接点を最重要視するようになり、一部のリアル企業は復活をしました。
さて今回のITサービス革命は、リアルを再生できるでしょうか。小売業は、「真実の瞬間」を再評価していくべきだと思います。