日本の「お宝企業」が絶滅危機！廃業予備軍127万社の衝撃 - 今週の週刊ダイヤモンド ここが見どころ
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後継者難等の問題により、日本の中小企業127万社が廃業危機を迎えているという話題。自分は下記①をきっかけに、本テーマに強い関心を持ちました。新聞やニュース、NPを賑わすのは大企業とベンチャー企業が主ですが、日本には隠れた優秀中小企業がたくさん存在するのです。
この記事では、「日本企業の3社に1社、127万社が2025年に廃業危機を迎える」と書いていますが、総企業数400万社のうち、個人事業主が相当数を占めていることが考えられます。いわゆる”企業”とされる「法人企業」は400万社のうちの約180万社と言われており、127万社のうち、どの程度を「法人企業」が占めているのかは不明。
なので本記事にある「雇用喪失数650万人」という数字から推定してみます。
日本の労働者人口6,000万人のうち、中小が占める割合は7割なので4,200万人。個人事業主約200万社は大抵1人or少人数で事業をされていると推定されるため、平均雇用者人数が2人と仮定すれば400万人。のこりの3800万人を中小企業約180万社で割ると、1社平均の雇用者数は20人程度。個人事業主のうち、人口における老人の割合3割を考慮して、400（万人）×0.3＝120万人の雇用が2025年までに失われるとすると、残りの雇用喪失者数530万人（＝650-120）は、法人中小企業から生まれることになる。よって、530万人÷20（人/社）＝265,000社が、廃業危機にあると推定されます（どなたか正確な数値をご存知の方は、是非教えて下さい）。
廃業危機を迎えている企業の中には、本記事で紹介されている以外にもたくさんの優良企業が存在しているはずです。中小M&A仲介企業や、中小を応援する投資ファンド等に頑張っていただきたい。
ちなみに中小企業の事業支援でいうと、中小企業投資育成②という企業の事業が非常に素晴らしいと思います。就職したいレベル。
① 日経新聞『中小承継へ税優遇拡大』
https://www.nikkei.com/article/DGKKZO23777870R21C17A1MM8000/
② 中小企業投資育成 HP
http://www.sbic.co.jp/お金だけじゃないんだよなあ。今の問題はヒト。ここは今の仕事やっていてもヒシヒシと感じる。
自分でベンチャー立ち上げるのもいいけど、こういう企業を受け継いで、守っていく仕事もいい。ここの部分、学生とかにもっとPRして、経営者体験じゃないけれども、どこまでやらせられるかは分からないけど、受け継いでいく方法はないだろうか。本当にお宝なら、国内の企業が買収しない理由って何かあるのか？
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作り続けて82年。羽衣文具が製造するチョークは「世界一書きやすい」という評判だった。だが、需要が低迷した上、後継者問題も持ち上がり、会社を畳んだ。興味深いのがこの先で、羽衣文具の製造技術・ノウハウは海を渡って韓国企業に買収された。
