「他人の失敗」を見ると快楽を覚える本質理由
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関連の書籍をご紹介しておきます。
「他人の不幸は蜜の味」なのは脳の仕組みのせいだった
https://www.excite.co.jp/News/reviewbook/20140529/E1401299839387.html
ただ個人的には、他人の不幸をみて幸せを感じるよりも、もっと前向きなことで幸せを感じられる人間になりたいと思っています。中野さんも動物行動学エッセイストの竹内久美子ばりのオキシトシン(およびテストステロン)芸人になって来てるなあ。
オキシトシンは幸せホルモンだの言われていますが、基本的にコミュニケーション障壁を下げる効果があるので、好き同士ではプラスに働きますが、嫌っている相手同士では喧嘩が先鋭化します。
2007年の「イグノーベル賞 平和賞」では、米空軍ライト研究所が受賞しましたが、そのテーマは「ゲイ爆弾」という催淫性非殺傷型化学兵器で、相手の軍部隊にオキシトシンを振りまいて兵同士に同性愛行動を喚起する事で部隊を混乱に貶めるというもの。
https://www.improbable.com/2015/01/25/gay-bomb-research-facility-urges-caution-about-love-hormone/
オキシトシン研究の適当さについてはこちら
http://blogs.discovermagazine.com/neuroskeptic/2015/01/10/oxytocin-two-new-reasons-skepticism/優越感は自他がバラバラだという信念がなければ存在できないため、ひとつである愛とは対極にある感情と言えます。また持続時間という観点からしても愛は持続の長い充実感を伴うのに対して優越感は刹那的な快楽のひとつです。
快楽はその持続の短さから反動や依存の問題が起こりやすいですが、もし優越感に依存してしまうと相手と対等な関係性がつくれなくなるばかりか、マウンティングに忙しくなり平穏な日々は遠ざかりそうですね。