【アトキンソン×山崎大祐】日本人が苦手な「付加価値」の高め方
コメント
注目のコメント
>本来の付加価値とは、この教育水準でこのくらい能力のある人なら、このくらいの給料をもらうべきです、というのを正当化するものです。
>デザイナーはデザイン性の非常に高い商品を作ることによって、「このくらいもらうべき商品です」という付加価値を作っているから、それが単なるプラスチックの飾り物であっても、自分が求める給料がもらえるようになります。
例えば欧州では、会社単位の労働組合が基本の日本と異なり、業種ごとの経営者団体と産業別の労働組合との労働条件交渉で賃金が決定します。
「給料」という話だと、こういった労働組合のあり方がひとつの原因なのでしょうか。
>ルイ・ヴィトンは1兆円企業で、バッグひとつを取っても20万くらいするじゃないですか。日本はそのヴィトンにとって世界第3位の消費国であるにもかかわらず、ファッション業界でブランド化されているプロダクトがありません。
>これはけっこう衝撃的なことで、一方的に消費するばかり。こういう業界が日本にはたくさんあります。高級車でもホテルでもそうです。
これはまさに経営やマーケティングの課題なのだと思います。
日本の中だけで叩き売りし合っていては始まりません。
こちらのKenji Aさんなどのコメントは必見です。
https://newspicks.com/news/2719952/
こちらも個人的に勉強になったので貼り付け。
https://newspicks.com/news/2128326/コメントしたい気持ちとは裏腹になかなか練りだしにくい内容でした。それほどに難しい問題なのだと、問題提議の重要性は感じます。
外食の事例に言及すれば、その付加価値は「料理をする人」にあるのか「食材」にあるのか、それともその両方なのか。なぜ日本では安くなってしまうのか、その原因、要因を探るだけでも悩みます(価格、価値の固定化が問題?)。
難しい。本当に難しい問題だと。このように時代の変革を感じ、苦悩、思考をめぐらすことは、形を変えた政治、宗教のようにも(歴史上の呼ばれ方、認知は後付けですから)思います。あとは各人がどのように行動できるのか。「安売りしない」はなかなか難易度が高いかもしれませんね。
一点、記事中の「アトキンソン 本来の付加価値とは、この教育水準でこのくらい能力のある人なら、このくらいの給料をもらうべきです、というのを正当化するものです。」(記事抜粋)
「この教育水準で」のところは「その専門分野での教育水準で」の解釈でいいですよね?少々言葉のあやになるのですが、そのままではこれからの国産食材価格は恐ろしいほどの価格になるのかなと。そうあってほしいと思う生産者です。付加価値を100として、それを10人で割ったら生産性は10です。
人口が2人減って生産性が維持されたとしたら、付加価値は80に減ります。
人口減少した時に、付加価値が100必要なのかどうか。
仮に付加価値を給与であるとすると、付加価値が減った分だけ人口も減っているので、一人当たりの給与は維持されます。(給与は10のままです。)
失業者が少ないのであれば、今の生産性でも問題ないと思います。
むしろ生産性を上げたら失業者が増えます。
人口が増えない中で付加価値の総額を上げると物価が上がります。
物価が上がって給与が上がるという理屈でしょうが、恐らくマクロの給与が上がったとしても、高所得者の給与だけが上がり、格差は広がるばかりです。
正直、時間差で恩恵が全体に波及するという希望を持つのは難しいのではないでしょうか。
問題は再配分のところだと思います。
ここを解決しないと日本の空気は良くならないと思います。
GDPを上げるのではなく、幸せの人の数(割合)を増やす。
その為に何が出来るか。
色々と考えていきたいですね。