みずほFGの佐藤社長が退任、坂井証券社長が昇格 収益力が課題
コメント
注目のコメント
58歳のお若いFGトップの誕生。
坂井新FG社長:
・昭和59年(1984年)東大法→日本興業銀行(IBJ)
・銀行にて企画の役員を歴任
・2012年からFG役員を兼務
・2016年からみずほ証券社長
みずほ銀行藤原頭取(昭和60年、早稲田商、第一勧銀)より1期上坂井さんは(東大法卒、昭和59年組)は、約束された「旧興銀エリート」です。みずほ銀行の藤原頭取(早大商卒、昭和60年組)より一つ年次がうえ、枝ぶりも床の間を背にした姿もいい。旧興銀による旧興銀のための「旧興銀の天下」と言う外ない。
旧興銀時代の最高実力者は頭取ではなく会長でしたから、佐藤さんが「院政」を敷くのが旧興銀の常道(遺伝子)です。だんだんみずほが「興銀に非ずんば人に非ず」にならないか、心配になります。
社外取締役は「佐藤さんのお友達ばかり」だから、何も言えない。現在65歳の佐藤さんの「院政」が、この先10年ぐらい続くかも……。新社長の坂井氏は興銀出身で2016年からみずほ証券の取締役社長(佐藤氏も興銀出身)。年齢では7年若返り。そして佐藤氏は6月の株主総会以降は取締役会長となる予定。
下記が会社発表(14時適時開示、ちなみに日経は13時55分に報道、なんだかなぁ)。
https://www.mizuho-fg.co.jp/release/pdf/20180115release_jp.pdf