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各界にパラダイムシフトを起こしてきたイノベーターたちは、どのような生い立ち、人生を送ってきたのか? その深部に迫ることで、イノベーションを起こす源泉をたどる。
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人材紹介・人材派遣等の人材関連事業を展開するほか、住宅・美容・結婚・旅行・飲食などの多様な分野で、個人と企業を結ぶマッチングプラットフォームを提供。M&Aによる海外での事業拡大も推進。
時価総額
11.2 兆円
業績
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70年代から90年代前半のリクルート入社組の皆様は、親から反対されて入社している人が殆どのはずで、本当にすごい人が多いと思います。
キャリア論的に見ると、そういう面白い時期(親から反対されるような怪しい会社だと思われている状態)に入った人が、カオスの中でもがき活躍をされ、会社が大きくなった後に、外に出て活躍し、出身者として名を馳せている構造にあるという気づきが大事かと思います。
今のリクルートも偉大な会社だし、遺伝子は残っていると思いますが、この話を受けて、やっぱりリクルート良いな、就職したい、って考える学生がいたら、「この当時の日本リクルートセンターって今で言えば、どこかな?」って考えることをおすすめしたいです。
この「遊び心」が、あの時期の日本の創造性を育み、逆に、最近の世知辛い社会には欠けていて、国の勢いを削いでいる気がする……
今回のエピソードではそれと通じるものがあるな、と感じました。
*****
「もし村井さんが本当にリクルートに入りたいのだったら、24時間、つまり1日、時間をあげるから、明日までに私たちが内定を出せる友だちを1人連れてきてください」と言うのです。
「なぜ?」と聞いたら、「連れてくる人を見ることによって、リクルートの採用基準を村井さんがどう理解しているか分かります」というわけです。
「頭がいいやつを連れてきたら、リクルートは頭を重視していると村井さんは考えているのだし、行動的なやつを連れてきたら、リクルートは行動力を重視していると村井さんは考えている。だから、まずは友だちを連れてきてください。村井さんの志望動機が強くて、本当に交際範囲が広ければ、1日あれば相手を十分説得できるはずです」と。