35歳、突然の末期がん宣告を受けたぼくが知った人生の大切なこと
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「今を生きる」"Seize the day"等の「今」を大切にするという言葉は多いし、そのような言葉に接するとその通りと思う方も多いと思います。ただ、時間が経ってしまうと忘れてしまう。
「やろうと思ったことは、いつかではなく、今やらなければできない。限られた時間を生きているのは健康な人でも同じですが、僕はがんになったからそれに気づけたんです」
今病気ではない人も、事故等自分ではどうしようもないことで突然死を迎えることもあります。体験とは比較であり我々は比較できないものを体験することができません。そのため幸も不幸も何と比較するかで決まりますし、例え毎日が幸せでもやがてそれが基準となり、幸せは当たり前という仮面を被ってしまいます。
逆に言えばいま目の前にある当たり前に見えるすべては、仮面を被った幸せそのものと言えます。そこで①"失う体験"により基準を下げるか、②「もし無かったら?」という自問自答や感謝が生む"失う疑似体験"により基準を下げることで、当たり前を幸せに変えることができます。松下幸之助さんも、『生きることとは死に向かうこと』
であり、時間は有限と説かれておます。
赤ちゃんとして生まれた瞬間から死へのカウントダウンが
始まっています。
西口さんのように、死と直面した時に気づくんですね。
やはり日々の中で死に向かっている実感はなかなか
抱けませんが、こういう記事や体験で気づきを得られます。
当たり前にある事の大切さ。