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EU離脱の可否を問う前回の国民投票の時に、僕は、大方の予想に反して離脱派が勝つのではないかとコメントしていたが、実際当時から今に至るまで、草の根レベルの英国民、特に中高年層には大陸のEU官僚によって国のあり方が決められてしまうことへの反感が根強い。

一方で、ビジネス界は当然EU残留を望むし、若者はEUとの一体感に慣れてしまっているし、離脱による手間やコスト、そして北アイルランド問題・スコットランドの独立問題等を考えてEU残留やむなしと考える国民もいる。その「国民」も連合王国であるが故に地域性が強く、もともとGBとしての結束が固いわけでもない。

なので、再度国民投票をしても結果は僅差となり、国民の中の分断も続くどころか、更に分断が激化ことになると予想する。ここは離脱と決めた前回の国民投票の結果を尊重し、EUとの交渉をなるべくソフトランディングさせることに集中するべきではないかと思う。
一度国民投票で決めた事項をさらにやり直すことは、その決定の重みをなくすことになるし、今後、同じようなケースが生じた場合の悪しき前例となってしまう。英国民の多くが実態を知らされないまま投票に臨んでしまったのはやや不幸ではあったが、今後、これを他山の石と心得ておくのが良いだろう。
一応、メイ首相はこれに対して「国民投票の再実施は16年に離脱に投票した52%の英国民を「裏切る」ことになる」として再度の実施の可能性を否定しているようですが、こういう発言が取り上げられるほど英国も揺れているということなのでしょうか。