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Agricultural experience in Tokyo というタイトルで昨年秋からAirbnb体験リリースしました。
1115年続く東日本最古の天満宮「谷保天満宮」を案内して畑で馬や羊と触れ合い、野菜を収穫して古民家でランチという内容です。
週末は通常の体験で畑も身体もふさがっているので、平日の昼どきという日本人向けでは集客しづらい日程を設定し募集をかけたところすぐ反響がありました。
日本人も参加してくれています。

思った以上に提供側の都合で予定を組めるため隙間時間で組めるというところが魅力です。
また我々NPOは「社会貢献団体」と認定されているためAirbnbは手数料をとりません。
PVまで撮影してくれる至れり尽くせりでした。ちょうどスタートのタイミングで手厚くしていただいたのかもしれませんが
着地型観光に本格的に取り組むきっかけを作っていただき感謝しています。

またやってみて驚いたこと。
googleで agricultural experience tokyo で検索するとウチがトップで出ます。つまりフタを開けたらブルーオシャンだったということ。
明日、香港で発売予定の香港ウオーカーにて4Pに渡り紹介いただける予定です。
創業からわずか10年というスピードでAirbnbは民泊を世に広め、宿泊業界に革命を起こしました。
そんな彼らが次に変革を起こそうとしているのが、「観光」です。

サデー氏がインタビューの中で、将来的には民泊と同じ規模にまで成長すると語っているところからも、「体験」サービスへの本気度が伝わってきます。
このサービスがうまくいけば、Airbnbは民泊から、「旅のプラットフォーマー」に進化するでしょう。

宿泊だけではなく、我々の旅の形まで変えるのか。興味は尽きません。
”旅行者が求める体験は、意外と地元の人にとっては「退屈な日常」の中にあるケースが多い”
というのは本当にそうですよね。沖縄のダイビングショップってほとんどが内地(本州など沖縄以外)出身の方が経営されているんですが、以前なんでなのか聞いたところ「現地で育った人には、きれいな海も魚も普通すぎて、何がそんなに面白いのか分からないからなのでは」とのことでした。

日本はこれまで観光で外需を掘り起こそうとしてこなかっただけに、”伝統的な文化が多いにもかかわらず、外国人が普通に旅行するだけでは体験が難しいものが多い”状態なんでしょう。
”昨年末、東京は(体験の)予約数ランキングで世界一の都市”になったというのも頷けます。まだまだ、ポテンシャルは大きそうです。
当社は国内最大級の体験型観光商品の販売プラットフォームを展開しています。この分野の国内の主なプレイヤーは以下と認識してます。ご存知ない方と多いと思いますので参考まで。

・asoview!(当社)
・voyajin(楽天)
・たびらい
・北海道体験.com
・activity japan(HIS)
・旅の発見(近畿日本ツーリスト)
・旅プラスワン
・そとあそび
・じゃらん遊び体験(リクルート)
・airbnb

流通額は今のところ非公表ですが、体験を提供するホストが同じだったりするので、各社の送客力はおおよそ把握しています。airbnbしかり、大手の躍進は需要の喚起に繋がりやすいので、業界の活性化に大いに貢献して欲しいですね。各社さんどうぞお手柔らかに 笑。
個人が「体験」を売ることが出来る、というのはサービス提供側にとっても面白い取り組みだと思います。

trips機能を思い付いたきっかけが、ディズニーの絵コンテだというのも興味深いです。
元々Airbnbは、「体験型」の観光に向いているのだと思います。日本に来る外国人観光客でも、家族連れ(特に子供連れ)だとホテルよりもAirbnbの方がよいという人はよく会います。そして、子供連れであるほど学習効果のある観光を希望することが多く、それは「体験型」の観光ということでしょう。

中国でも日本でも古来から旅といえば『奥の細道』のように各地の名所旧跡観光地を訪ねて詩の一つも読む、というのが一つの典型でした。今でいえば「インスタ映え」する「型通り」の観光ということになるのでしょう。
今でも中国だとそういうある意味伝統的な観光をしたがる旅行者も数としては多いように思います。そういう観光客を受け入れる大箱のホテル、大量の観光バスに対応できる観光地、というのも観光業の一つのあり方ではあります。しかし、海外旅行がありふれたものになり、所得が増え、教育に投資しようとなればなるほど、今さら「インスタバ映え」でもあるまい、ということになるでしょう。SNSに観光地で撮った写真を上げることが旅行の主な意義ではなくなるでしょう。
そういう、子供に「体験型」観光をすることでアドヴァンテージを与えたい、という親にとっては、Airbnbに体験プログラムがついてくれば、有力な選択肢になるのでしょう。
Airbnbのサービスの本質は、「旅館」「ホテル」といった政府や業界がお墨付きを与える宿泊施設を無用にし、施設の提供者と利用者が安心して直接結びつく環境を、ビッグデータを活用して作り上げたこと。
データは第四次産業革命が進む新たな世界の資源です。蓄積が進めば進むほど、プラットフォーマーとして供給できるサービスが広がって行く。それを如実に感じさせてくれる動きです。
データ資源が少ない我が国で、政府が規制や補助で支える既存産業が幅を利かせている状況にもう少し目を向けないと、我が国が先進国から転落する日がほんとうに来そうでなんとなく不安です (@_@;)ゾーッ
ひらめいてから絵コンテをつくり、サービス化するまでのスピード感が驚異的。

>それを読んで、ブライアンはひらめきました。「旅の絵コンテを作れないか。旅の初めから終わりまでの各シーンを絵コンテに起こせば、旅全体をデザインできるのではないか」と思ったんです。
ブライアンはすぐにピクサーからアーティストを雇って、実際に旅の絵コンテを作ってもらいました。
ヒントが白雪姫の絵コンテというのは凄くユニークですね。確かに旅の一部分でなく全体像を把握するのは非常に大切ですし。今後も体験コンテンツの品揃えを拡充していって欲しいですね。
「──絵コンテに起こして、旅行の中の要素を可視化したわけですね。
そういうことです。そこで改めて、旅は宿に滞在するだけではないことに気づかされました。旅について夢想するところから、実際に旅に出て散歩をしたり、レストランで食事したり、誰かと会ったり。旅を構成する要素は、たくさんあります。しかし、我々は今まで宿しか提供していませんでした。そこで、自分たちで他の要素も提供してみよう。そうすればもっと面白い旅をユーザーに提供できると考えたんです。」(記事引用)

「物語」はしばしば「旅」に例えられる。世界中に無数に存在する英雄神話はすべて「旅立って、試練に遭遇し、宝物を獲得し、故郷に帰還する」パターンを踏襲していることを、比較神話学の泰斗ジョーゼフ・キャンベルは証明した。Airbnbが目指す「理想の旅」とは、豊かな物語体験の提供であり、物理的な旅と心理的な旅を統合されたものにする試みなのだろう。
この連載について
ビジネスの話題に関する特別インタビュー