【高島×小松】学生時代の海外放浪で「政治家」を意識
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福岡市長 高島宗一郎さんを心から信じられるのは、彼が持つ豊かな文学性です。政に身を投じ、リアル民主主義の中で決断を繰り返す日々にあって、その魂には悠久の歴史や他国の文化、人類の抱える矛盾、自然への敬愛が存在します。
少年時代の中東紛争への強い関心、アラファト議長との邂逅、古代エジプトの歴史への憧憬、ラムセス2世のミイラを前に抱いた想い、など、振り子のように揺れた感情が「政治家」という仕事の支柱になっているのです。
人と人が紡いだ歴史を愛している高島さんは、市長選に挑む瞬間に現世の本音と建て前に直面します。
「陰ながら応援します」という薄情な言葉に傷付き、背を向けて去って行った“友だち”に唇を噛むのです。
けれど、そうした孤独と悲しみこそが、仲間を大切にし他者を思う現在の高島さんを築いています。
遠い過去に敬愛を持ってのぞむ高島さんだからこそ、同じ想像力で未来を見ることができます。彼が思い描く福岡の、そして日本の未来の中心には、必ず、そこに生きる人の姿があるのです。大切な示唆が3つありました。
1つ目は、逆境の時に側にいてくれる人が本当の友人であり、それを見極める環境に身を置くことを恐れないこと。
お陰ながら応援、は応援していないのと一緒で、周りに人がいなくなると傷つくが、そのような人のために今という大切な時間を割く必要もなく、人を見極める良い機会と捉えること。
2つ目は、私達の役割は命や権力に固執するのではなく、命やより良い環境を後世につなぐこと。
3つ目は、自分の使命を自己認識し、それを成し遂げようと思い続けること。元アナウンサーの高島市長、元からずっと政界を意識していて時を待っていたとは、初めて知りました。思いが運を引き寄せたのですね。高島さんの良いところは、正直な感じがするところ。皆思っているのだろうけど、「それ言っていいの?」っていうことを言ってる。嘘つかない、というか。キンコンの西野さんも言ってたけど、ファン創るためには嘘つかないことが大事だな、って高島さんの記事や話を見ていて思います。