【CFO×アメージャン】戻りたくなる企業の条件。真のダイバーシティとは
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目的に施策は追随すべきということが伺えるインタビュー。そして、「勝つ」という目的について、買収という大きい経営意思決定がきっかけだったというのも興味深い。JTもそうだったが、買収を奇価として自社の経営を進化させている。
ダイバーシティという観点では、記事では触れられていないがプロフィールを見ると、宮地CFOも転職してAGCに入社されている。新卒者だけが上がっていくわけではないという具体例があるのも重要だろう。日本社会で、ここでお二人が述べられているような意味でのダイバーシティ、インクルージョンを実現するのは本当に難しい。現状維持ではもうダメだとなってから、やっとわかるような気がします。
"なぜ勝つためにはダイバーシティやインクルージョンが必要なのか。キーワードは「クロス・ファーティライゼーション(異種交配)」です。
強い種が弱い種を駆逐してすべてを支配しても、その種は生き残ることができない。大事なのは、異質な強い種同士が交配しさらに強い種を生み出すこと"
"異質な個人の強みを生かすことこそ、ダイバーシティとインクルージョン"
"個人の違う意見や、異質であることを尊重する。それが一番大事"世界で勝負しているグローバル企業が、勝つためにいち早く着手していたこととは?
AGC旭硝子の対談は3回目。
今回は宮地CFOと一橋大学大学院教授の
クリスティーナ・アメージャン先生です。
アメージャン先生はとっても粋で素敵な
お着物でいらしてくださり、
見惚れてしまいました。
今回の主なテーマは「真のダイバーシティとは」。
宮地CFOのおっしゃったキーワード、
「クロス・ファーティライゼーション(異種交配)」
「異質な個人の強みを生かすことこそ、ダイバーシティとインクルージョン」
が特に印象に残りました。
「強い種が弱い種を駆逐してすべてを支配しても、その種は生き残ることができない。大事なのは、異質な強い種同士が交配しさらに強い種を生み出すことなのです」
まったく業界は違いますが、
今、一部のスポーツ界でも協会=組織の在り方が問われています。
こうした組織運営においても、
「クロス・ファーティライゼーション(異種交配)」は必要。
トップから変わっていかねば組織は変わらないと感じます。
アメージャン先生が「ここ3年ほどで、日本企業の変化をとても感じています」とおっしゃっていましたが、AGCのように、ダイバーシティを本質的に体現している企業がもっと増えていってくれればいいな、と思いました。