【大橋拓文】もう人間のお手本は不要。「アルファ碁」の恐るべき進化
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おそらく世界最強のAI企業の一つである、英DeepMind。その傑作である「アルファ碁」は、実はひたすら進化をつづけており、すでに人間のお手本すら不要になるところまで到達しています。
医師、弁護士、エンジニア、ジャーナリスト。あらゆるプロフェッショナルがこれから対面する、AIという「生き物」と対峙してきた囲碁界のプロたちによる、貴重な証言を記事にしています。ぜひご一読ください。
ちなみにインタビューを受けてくれたプロ棋士、大橋先生が出版したばかりの近著は、なんと品切れなのです。。。この自己競争という仕組みは囲碁のような対戦ゲームだからできることで、ビジネスには適用できない、という見方が多かったと思います。
年末にビジネスの重要問題であるサプライチェーンでの発注判断でも、同様のことが可能であることを発表しました。
これは実は、人工知能と物理学との融合にもなっています。物理学は、エネルギーや質量などの保存則だけを使うことで(最小限の前提から出発し)一般化された現象理解を行うものです。社会にも、通貨や物流などの一種の保存則が成り立っています。このようなシステムでは、探索空間を、保存量一定の界面だけに絞れるので、事前データに頼らずに、予測が可能になるのです。この方法論を社会現象に活用することが可能になってきているのです。
実は囲碁もこのような石という一種の保存量を構成要素とする物理システムだからデータを使わずに学習できるのです。
このようなAI技術と物理学との融合は、今後一大発展が期待されます。
https://cloud.watch.impress.co.jp/docs/news/1098882.html
http://www.hitachi.co.jp/New/cnews/month/2017/12/1225.html人間の棋譜データを学習に必要としなくなり、更に将棋やチェスといった2人零和有限確定完全情報ゲームに派生していくというスピードが凄すぎる。そしてこれを開発したディープマインド社をいち早く傘下に組み入れたグーグルはやはり慧眼