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島耕作の罪深さ。日本の取締役会は「おじさん」ばかり

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注目のコメント

  • 日本人材機構 代表取締役社長

    「経営」という仕事は一つの職種だと思います。「営業」、「開発」、「生産」、「管理」などと並列におき、早くから「経営」トラックに入る人を増やす必要性を強く感じます。

    「営業」などの分野で勝ち残らないと「経営」に入れない人事システムになっているから、多くの企業の経営者が50代の「経営初心者」で、記事にあるような「上がり感」満載な人々になってしまうと思います。(最近、多くの企業で次世代経営者人材のトレーニングが行われるようになってきたのは、とても良いことだと思います。)

    その際、「営業」など「経営」以外のトラックの上位者には経営者を超える報酬を出すことも重要だと思います。


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    アニマルスピリッツ 代表パートナー

    取締役のポジションが事業で成果を挙げたことに対するご褒美の道具として使われているんじゃないかと感じることが多々あります。手柄を立てた戦国武将が城をもらっている感覚と変わらんのじゃないかと。「ご褒美」である以上、その役職が既得権益化するのは極めて自然なことではないでしょうか。
    こうしたサラリーマンの昭和的な理想のキャリア観を上手く表現した作品として、象徴的に『島耕作』を挙げています。これだけの長きに渡って支持を得ているということは、それだけこのマンガのストーリーを魅力に感じる人が多いことの表れだと思いますが、本作をお話として楽しんでいるうちは罪もないのですが、キャリアのロールモデルと拡大解釈して捉えられるようになると、たちが悪いと思います。キャリア観のみならず、コンプライアンス的にも現実世界に島耕作のような人物がいれば、かなり問題だとは思いますが笑

    何だかんだ言いつつ、専務編あたりまではひと通りコミックを買って読んでいますし、「アンチファンもファンの内」とご理解いただければ幸いです。「ワインと美女」ではありませんが、少なくとも、ご年配のおじさま方が胸に抱くロマンというものがどういうものかを理解するうえでは大変参考になりました。共感はしませんが。
    https://forbesjapan.com/articles/detail/18231

    ビジネスパーソンにとって、島耕作を凌駕するような偶像が未だに登場していないというのもまた事実なんでしょうね。少なくとも半沢直樹ではないと思いますし。個人的には『ハゲタカ』の鷲津政彦はそれに近い人物のようにも感じますが、才人すぎて少々現実離れしすぎているんでしょうか。


  • 暦オタ・ガジェオタ・ミリオタ・時々謎のPro Picer

    そういえば、島耕作にしろ、半沢直樹にしろ、日本のビジネスマンのヒーローやロールモデルに確かに課長ぐらいまでなんですよね。
    同期トップで管理職になった優秀だけど、型破りな若手が、保守的で、上ばかり気にしていて、現場を見ていない部長職以上をコテンパンにやっつける痛快劇みたいなイメージでしょうか。
    その意味では、取締役とは常にヒーローにやっつけられる敵役的存在であり、これは日本のシステムの構造的問題でもあり、又サラリーマン社会も決して取締役がヒーローとなることを望んでもいないと言えるかもしれません。
    裏返していうと、強力でヒロイックなマネジメントなど誰も望んでいない事が、日本のマネージメント層が必然的にダメになる理由とも言えると思います。

    その昔最強の軍隊とは、ロシアの兵士、日本の下士官、ドイツの参謀、アメリカの指揮官からなる軍隊だという有名なジョークがありました。
    要は下士官=課長が最強というのは、実は戦前から変わらぬ日本的組織の典型的な特徴だと言えるわけです。

    因みに世界最弱の軍隊というジョークもあって、イタリア人の兵士、日本人の参謀、中国人の将軍だと言われます。

    これも参謀を取締役と解するなら、マネージメントの弱さもまた歴史的、構造的なものと言えるかもしれません。
    その文脈からすると、島耕作もまた、実は最強の若手が最弱なマネージメントに転落する日本の構造的、歴史的な問題点を表した物語の一つなのかもしれませんね。


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