ジョブズとも因縁深いアップル史上初のGUIパソコンLisa、OSソースコードを2018年に公開予定
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エミュレーターを作って再現する人がでてきそう.
Lisaはスティーブ・ジョブズの娘の名前に由来するって知っていましたか?
記事をみてあれ?と思ったので,ジョブスの伝記などから整理する.
Apple IIの成功の後,Lisaプロジェクトが立ち上がった.ジョブスがXeroxパロアルト研究所でAltoのGUIを見たのが1979年12月.ジョブスはLisaの開発に過剰に口を出すようになり,社長のマイケル・スコットにプロジェクトを外される.Lisaの販売は1983年1月.高値過ぎて大失敗.一方,Lisaを離れたジョブスは社外の別プロジェクトであったMacintoshに向かう.ここでも確執を生じさせたが,1984年1月24日,初代Macintoshはジョブスの伝説的なプレゼンとテレビCMで販売開始.大ヒット.しかし,ヒットは長続きせず,同年末には売り上げは月1万台を割り込む.
ジョブスの「このまま一生砂糖水を売り続けたいのか,それとも私と一緒に世界を変えたいか?」の有名なフレーズで1983年にペプシからアップル社長についたジョン・スカリーとの確執もあり,ジョブスは1985年9月にアップルを辞めた.
Lisaは大量の在庫が破砕されたと聞いたことがある.そんなわけで,記事にあるジョン・スカリーとの確執はLisaのせいではないと思う.
Lisaは,アップル(Apple Inc.)ではなく,アップルコンピュータ (Apple Computer Inc.) の転換点にあったPC.そのうち,MacはMacintoshの省略形で,Macintoshはリンゴ(Apple)の品種名に由来するなんてことも分からなくなるのでしょうね.