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リンダ・グラットン氏からすべての日本人へ贈る5つの質問状ーー3〜5の質問を、掲載します。

変わる家族の形…の部分で特に面白いと思ったのは、リンダ氏が名付けた「シーソーカップル」の存在です。こういうフレキシブルなパートナー関係が築けたら素敵だなぁ、と思います。

またミドルシニアの自営業者が増えるというのは、恐らくそうなるだろうな、と感じます。アメリカでは30代より50代のほうが、より多くの会社を立ち上げているとはなんとも頼もしい。


みなが探検する時代ーー。それは80歳まで働かされるのことではなく、ワクワクする時代の訪れなのかもしれません。
人生100年時代ということでいつも疑問に思うのが
「通常、寿命の長い生物ほどのんびり生きるのに、なぜかヒトは寿命が長くなった現代ほどセカセカしていないか?」という点です。
ゾウガメもゾウもクジラも一部の長寿貝も日常生活は悠々としたもので、寿命が短く心拍数も早いネズミやトカゲとは異なります。
人生100年だとするならば先を急がず、成果を求めず、退屈な日常と仲良く生きるのがいいのではないでしょうか。
お手本になるのがマイルドヤンキーの生き方です。半径5キロで淡々と生きる。

大学の探検部出身として念のためコメントしますと、冒険の「険」と探検の「検」は漢字が違います。よく混同されていますが「危険を冒す」と「探り検査」するの違いだと新人時代に教わりました。それ故、部活動カテゴリーにおいても体育会系ではなく文化系団体として扱われています。
と小ネタでした。
要するに「キャリアを複線化せよ」という従前からある論点を分かりやすく、定量的にまとめたのがグラットン教授の主張でしょう(ゆえに「100年も生きないよ」という指摘はポイントレスです)。もっと噛み砕けば「長生きするんだから暇つぶしのツールは沢山用意しとけ」ということでしょうか。

いずれにせよ、この主張は人生40年包括契約(中身はお任せ)である日本型雇用とは正反対のものであり、しかも政府・与党がこの変革を求めている中で、今の日本社会に最も刺さるテーマであることは間違いないと思います。

働き方改革はこれらのテーマが現実のものとして叶っていく中で付随して行われていくのが本筋なのでしょう。よってたつキャリアが1つしかないからこそ長時間労働やこれに付随する鬱、通勤ラッシュ、各種ハラスメントも悪化しやすいという側面があるように感じます。
変身しなければならないという”正論”が、生活を守らなければならない、教育費増による、生活への負担が重くなる50代にとっては、過酷なプレッシャーを与えることになる。

過去に身につけたものが、未来にどう生かせるのかを示してあげることで、ようやく人は、探検できるようになるのです。
女性が社会進出し、更には家族の形が複雑化する中で、もちろん良いことの方が多い一方、ある意味では誰にも頼らない生き方が必要でもある時代である。サラリーマン的な働き方、つまり誰かに使われる仕事から、自分でタイムマネジメントが出来る仕事にシフトしていかないと適応するのは難しい。そのためにも日々の研鑽や学びが必要であることは間違いない。逆に、この時代に新卒一括採用・年功序列・終身雇用の日本的なぬるま湯に安住し、言われるまま非効率に働いていると、いずれ家族が壊れるのではないかと思っている。僕が銀行を辞めて起業したのも、そういう理由であった。
シンガポールやインド、東南アジアにいても働き方の多様性は多数目撃します。シーソーカップルも実際に直接の知り合いで複数います。
それらに密接に関わっているファクターでここでは触れられていない点として私は「場所」があるように思っています。働く物理的な場所から解き放たれるか否か。東京であれニューヨークであれ、そこから離れない働き方や家族の有り様なのか、あるいは必要があれば世界の他の土地にも行くのか、という2者には大きな違いがあり、働き方の多様性と相関していると思います。
地方から都市に仕事や学業で移住する人と、そのまま一生を終える人の比較にも通ずるものがあると思っています。

日本人は総論として、意識や意思決定をしないまま実際には場所を固定している人の割合が諸外国よりも極めて高いと思います。
Exploreを探検と訳していますが、それだと本質的な意味が伝わりにくい気がします。

確かに訳としては間違いはないのですが、未踏の地に踏み出して、自ら声を上げながら、実地踏査して獲物を見つける、というような意味合いが、「探検」という言葉からは薄れる気がするのは私だけでしょうか?グラットン氏も「日常の生活から離れ、異なる世界を探査して」という表現をしていますが、今まさに必要とされているのは、自分のcomfortable zoneから抜け出して、未だ知らぬ場所を踏査していきながら、狩猟をしたり、土地を開墾して、人間同士相互依存しながら生活をしていくことではないでしょうか。

一つの会社という共同体に完全に一生を通じて依存するのは楽です。しかし、身の回りにはもっと未だ見ぬ世界があり、そことのつながりや、そこでの活動がどう自分に運をもたらすのかは分かりません。運を広げるのは自分自身で、その運は自分がどれだけ動き回り、どれだけの人と接して、ネットワークを広げたかに依存するのです。

人生百年の生き方、と言うことですが、実は人類はそうすることで、地球上の生命史の中で最大の繁栄を誇ることが出来て来たと言うことを忘れてはならないと思います。全ての答は、歴史の中にあると私は思います。
キャリアとジョブの違いはわかりやすいし概念的にもその通りだと思いますが、ジョブではなくキャリアを目指そう!と言われても、腰が引けてしまう人(特に女性)も多いように思います。

実際には、ジョブの積み重ね・組み合わせがキャリアになっていくということだと思います。
単純作業のように見えるジョブでも、その組織・事業の中で何か考えながら究めるのは意味があることではないでしょうか。よくある話ですが、100人に一人が3つあれば100万人に一人です。

逆に、ある程度高度な仕事だとしても、一つの組織に埋もれて何となく行っていては、その組織の中でのキャリアにはなっても、自分自身のキャリアにはならないということだと思います。
”会社に働かされるのか、自分の人生を豊かなものにするために主体的に働くのか”

自分の人生を主語にすれば、
人は、より主体的に学ぶようになる。

主体的に学ぶと学びは、人生そのもの。生涯学ぶ事につながる。

企業から個人としての働き方に価値がシフトすると企業に依存する必要がなくなり起業するひとが増える。

人生を主語にするとお金を稼ぐ以外の様々なアクティビティを個人がポートフォリオを組むようになる。

人生を個人のストーリーとして主語にすると企業との雇用関係だけでなく、家族や夫婦の形が変化する

結論として、ライフシフトは、個人の人生をより豊かにする動きであり、幸せのストーリーを皆が作り出すという前向きな話なのです。
社員の「変身資産」の強化に取り組むことが、企業の競争戦略の重要な要素になる時代が到来している、ということなのでしょう。

一見、優秀な社員の離職を促すことにも見えてしまう、「変身資産」の強化。

心ある企業は、人事部門の戦略性が差別化の大きな要素になることに既に気づいており、着々と行動を起こしています。

横並び意識が強い日本社会が動くには、何よりも「突き抜けた」成功例が必要なので、期待して待ちたいと思います。

兼業・副業の問題は、序章にしか過ぎない。今年は人事戦略が大きなイシューになると思います。
この連載について
長時間労働の撲滅、副業の解禁、リカレント教育の普及促進ーー。 現在政府は、働き方改革の第二章として人づくり革命に邁進している。 大手企業の間でも、副業や柔軟な働き方を推進する企業も増えてきた。 一方でAIやIoTなどの技術の革新は、我々の働き方をも変えつつある。 そんななか、私たちは、働くということにどのように向き合うべきか? リンダ・グラットン、ソフトバンクやサイバーエージェントの人事トップなど識者と共に考える。