今日のオリジナル番組


詳細を確認
予防医療は人生のリターンを高めるのか?
本日配信
234Picks
Pick に失敗しました

人気 Picker
「おじさん」が二分化されますね。

どんどん、企業と雇用者の関係が変わり、各々が自分のスキル・スタイルに合わせて働けるようになっていると感じます。

私の世代は、売り手市場で選択肢が多いなと思いますが、一方で自分も未来の若者にとって何を残せるのか・・と考えさせられました。
年功序列は悪だと思われがちですが、年功序列自体は悪い制度ではないんです。
知識と社内人脈を持つ人間というのは、それを持たない人間よりも成果を出しやすい。そしてそれらは在籍期間の長さとソコソコ比例する。かつ、長く会社に貢献してくれた人を優遇することは一般論的にも正しそうである。新聞ばかり読んでる部長も、若いうちはバリバリ働いて沢山成果を出していたけど年功序列であまりもらえていなかった。でも部長になったら新聞読むだけで沢山給与がもらえる。長く在籍すればあとで沢山美味しいことが待っている・・・

これらはある側面から見れば平等です。そして金太郎飴方式で生産されたサラリーマンが、頑張れば(黙々と会社に言われた通りに仕事してれば)皆が報われた制度です。皆に報いるだけの余裕も企業にはありました。これはこれで高度成長期を支えた良いモデルだったのだと思います。

しかしその後様子が変わった。バブルがはじけて企業が新聞ばかり読んでる高給部長を支えきれなくなった。でも、今の部長だけ「新聞ばかり読んでたら給与はやらん」といえば、彼らの若い頃に報いることはできない。そうだ!成果主義を導入しよう!成果を出せていなければ給与を貰えないというのは道理がある。

ということで、日本の成果主義は年功序列を維持できなくなり特に役職者の高い給与を抑制するために導入されました。成果主義導入以降の平均年収の推移見てみると良く分かりますよ。

このように高い成果をあげてる人に報いる目的で導入されていないので、多くの大企業の成果主義では「結局どんなに成果をだしても出世には世代の壁がある」ということが珍しくありません。新卒が5人抜きなんかしたら社内秩序が乱れてしまうし。もっと抜本的に変わるために、熟戦力のようなドラスティックな人材戦略のトレンド変化があると良いなと思います。
年齢、世代にかかわらず有能で成果を出せる人とそうでない人がいる。単純に成果を出せる人が意思決定者として組織をリードすればよい。
若い人は海外で先に挑戦した方が得られるものが大きいかもしれません。もちろんそちらの方が競争という意味では厳しいですが、人生経験としては非常に価値があると個人的には感じています。
とても共感します。ややもすると若手採用ばかりに目が行きがちですが、上下では無く役割が変われば、若者はもっとチャレンジができ、その経験を持ったベテラン社員がサポートしていくことで良い循環が生まれるように思います。年功助力というフレーズが好きです。
自分の中の3匹のおっさん(堅い、狭い、臭い)をどんどん吐き出していこう。
全ての話は解雇規制緩和してから、かなあ…
この連載について
プロピッカーが人気番組『STEP ONE』に出演し、気になるニュースやトピックスを専門的な視点で読み解きます。毎週木曜10:10〜OA中。