社会的成功度合いに影響する、“我慢する力”の鍛え方
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セルフコントロール力というと、
怒りは我慢することが大事と思ってしまいがちですが、本質はそこではありません。
怒りは時間経過とともに減少するということを学習することが大事なのです。
自分の領域をおかそうとしてくる何かから自分を守ろうとする時に、防衛本能として身体感覚を伴った「怒り」という反応が出て興奮します。
アドレナリンなどの物質を分泌して起こる反応なので、ずっと分泌し続けるわけではなく、一定時間を経過すると減少すると言われています。
その一定期間を過ぎれば軽減するので、なぜどうして?と考えることもしやすいわけです。
怒りはとても大切なサインなので、出現することはむしろ良いことです。
自分が何を大切に思っているか、何に傷ついてきたのかを知ることができるからです。
怒ってはいけない、ではなく、
出現した時にどう対処をするか、
怒りをどう上手く表現するかが大切でしょう。子供がセルフ・コントロールを身に着けるには、ちゃんと待つという「型にはめること」。マシュマロ・テストでうちの子でも耐えられる子と耐えられない子がいるので、耐えられない子には、型にはめることを意識しよう。大人は、利き手と反対を使ってみると、コントロール力がつくそう。本当かどうか、試してみます。
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家族全員が食事の用意ができてから、ちゃんと座って食べ始めることです。
食事だけでなく、お菓子やジュースを飲むときも、パッと食べないで、ちゃんと座ってから食べさせています。
要は、パッとやらないで、ちゃんと待つという“型にはめる”ことが大事「人間は、どうしても進化の過程で、怒り顔を他の感情の顔よりも、気にしてしまうようにできています。怒り顔の人が近くにいると、危害を加えられるかもしれないため、早く察知して遠ざかることで生存確率が上がるからです。人間も、サルも、さまざまな感情の表情の中で、怒り顔を一番早く発見するという実験結果もあります。」(記事引用)
この記事に、人間とサルが怒っている顔が複数掲載されている。じっと見ていると、怒っている表情の奥に恐れが隠されていることに気づく。さらにじっと見ていると、恐れにとわらせている瞳の奥には悲しみが宿っていることを感じ取れるようになる。ネガティブな感情の連鎖をもっと根源まで探究したとき、命の愛おしさのようなものに出会い、深く共感する。そこは、ネガティブな感情が、ポジティブな感情の連鎖へと転換する場所だと思う。